📖絶対に挫折しない日本史(新潮新書)
自分自身は「第一部 通史編」の通読には(仕事その他で読む時間が取れなかったのもあり)時間がかかったものの、「第二部 テーマ史編」は休みの日にトイレに籠もっている間にサクサクと読めて、挫折はしませんでした。
年号も固有名詞もあまり出てこないのがよかったのだと思います。
「まえがき」にあるように、通史では5つのポイント(時間感覚)を押さえておけば良し。
1.約4万年前、日本列島に人類が到達した
2.西暦700年頃、「日本」という国号が生まれ、国のトップを「天皇」と呼ぶように
3.西暦1100年頃、「古代」が終わり、権力者もバラバラのカオスな時代「中世」へ
4.西暦1603年に江戸時代が始まり、緩やかな成長が続く
5.西暦1868年の明治時代以降、国家は一気にまとまる。一般的にここから「近代」
こうして見ると、歴史とは集中と拡散を繰り返しているようにも感じますが、その流れでいけば今後は続きを読む