
📖10分で名著/古市憲寿
本屋で、稲田豊史『映画を早送りで観る人たち』と古市憲寿『10分で名著』が隣同士に並べられていて、なんとなく書店員の皮肉を感じる。
— 風のハルキゲニア (@hkazano) May 26, 2022

という批判への反論かどうかはしらんけど、著者本人から弁明のTweet。映画鑑賞すら時間効率優先で、世の中の話題についてくためだけに倍速で鑑賞する、というお寒いトピックに心底げっそりしつつ新聞繰ってたら記事下に、教養をより早くより簡単に身につける“10分で名著”とやらの新刊広告。
— 橋の上のルル (@ruruonthebridge) May 21, 2022
その貧しさろくでもない、と思ったら著者、古市某の名。滅びちまえこんな国
すなわち、こうなることを期待期待している?今までとは別の視点で興味が沸いてきたりもきます。
— m-hazuki8 (@Hazuki8M) June 9, 2022
専門家の方へのインタビューアーとしての古市さんが、
素人目線に落としてくださっているシンプルな質問や素直なリアクション、
ときには子どものような好奇心に満ちた一言を発してくださるところが絶妙で、もの凄く読みやすくなっていると
ちなみに、管理人自身は本書で取り上げられた10冊のうち、フルで読んだものはまったくなし。古市憲寿『10分で名著』講談社現代新書、読んでいます。『神曲』や『源氏物語』などの古典作品の内容と読みどころなどの紹介ですが、面白くてそれぞれ原典を読みたくなり、10分ですまなくなりそうな楽しさ。
— 沖田瑞穂@『怖い家』『世界の神話 躍動する女神たち』8月発売! (@amrtamanthana) May 19, 2022


源氏物語については古典(国語)、古事記については日本史(社会)の教科書で一部だけ読んだ記憶が…
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📖 古市憲寿/10分で名著(講談社現代新書)
◇内容紹介(出版社より)
最強の水先案内人がプロに「読みどころ」を聞いてみたーー。
『神曲』『源氏物語』『わが闘争』『資本論』……、名著を読まなくても楽しめる、虫のよいガイド本、誕生!
好きな女性とはセックスできず、添い寝しかできない男の悲哀ーー『源氏物語』
莫大な印税収入でヒトラーは自信をつけたーー『わが闘争』
手に取ってみたけれど、挫折した……、でもあきらめるのはまだ早い! 聞き手=古市憲寿+構成=斎藤哲也の名コンビが贈る名著ショートカット。
『神曲』--都市市民が生まれて、煉獄が生まれた 原基晶
『源氏物語』--「宇治十帖」の不器用で流されやすい登場人物たち 大塚ひかり
『失われた時を求めて』--宝探しのように自分の読みたいところを探す 高遠弘美
「相対性理論」--時間も空間も一つではない 竹内薫
『社会契約論』--「明日からこの国を、この世界をどうしよう」と考えるヒント 東浩紀
『ツァラトゥストラ』--「神は死んだ」など好きなパワーワードを探してみる 竹田青嗣
『わが闘争』--大衆を小馬鹿にした第6章「戦時宣伝」 佐藤卓己
『ペスト』--「自分事」となると、一気に読みやすくなる 佐々木匠
『古事記』--縄文系と弥生系の世界観が混在していた 三浦佑之
『風と共に去りぬ』--単なる恋愛小説ではない 鴻巣友季子
『国富論』--啓蒙の時代にお金儲けは肯定された 野原慎司
『資本論』--「新しい世界」の秘密を明らかにしようとした 的場昭弘
◇著者情報(「BOOK」データベースより)
古市 覚寿(フルイチ・ノリトシ)
1985年、東京都生まれ。社会学者。慶應義塾大学SFC研究所上席所員。日本学術振興会「育志賞」受賞。若者の生態を的確に描出し、クールに擁護した著書『絶望の国の幸福な若者たち』、世界の戦争博物館を巡り戦争と記憶の関係について考察した『誰も戦争を教えてくれなかった』(以上、講談社)で注目され、メディアで活躍(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
【2022年5月発行/2022.8.12読了】
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【備忘録】
ダンテ『神曲』 原基晶

ダンテの『神曲』を「バチカン図書館」の写本で。ダンテはヴェルギリウスの案内でまず地獄へ。第7圏は血の川地獄で悪魔ケンタウロスが刑罰担当だが死人の足を持たないダンテを背に乗せてくれる。裏切り行為が最も重罪で悪魔大王ルシフェルのいる一番底の第9圏に送られる。煉獄を登りダンテは天国へ。 pic.twitter.com/Pi8Grb0Vx9
— 20世紀初頭の空の色 Цвет неба начала 20-го века (@pourichkevitch) August 24, 2022
煉獄を知ってるか?天国と地獄の間にある場所だ。そこは天国に入れず、取り残された者たちが苦しみ続ける場所。
— ヴィンセント・ボラージュ (@vincent31_bot) August 25, 2022
そう、この世界の事さ。
お昼のTIPS。
— エリザ (@elizabeth_munh) February 21, 2022
実は聖書に『煉獄』の記述はない。
罪を犯した人が悔い改めのために浄化の火で焼かれる天国と地獄の中間の層として日本人にも知られてる煉獄だけど、実のところこれは12世紀ごろの発明で、初期キリスト教には天国と地獄しかなく、そして行き来はできなかった。 pic.twitter.com/bsUQSMIDfW
紫式部『源氏物語』 大塚ひかり
![紫式部 源氏物語 [DVD] - 風間杜夫, 大原麗子, 梶三和子, 田島令子, 萩尾みどり, 横山めぐみ, 杉井ギサブロー](https://m.media-amazon.com/images/I/51TldqcHgNL._SL160_.jpg)
宇治十帖って現代小説なんですね。(私は韓流ドラマだと思っていますが)
— むらさき (@ukifune0825) October 20, 2021
フォロワーさんたちが仰っていましたが、現代人がタイムスリップして書いたストーリーのようです。
中でも浮舟の扱いと横川僧都の関係は、『往生要集』の影響が強いのです。経の功徳、極楽往生の方法が色濃く出ています。
「明るく多弁でポジティブ発言が多いから裏表がなく思考に深みがない」だとか、「陰気で口数が少なくネガティブ発言が多いから心の中では思うことがあるけど表立って人の悪口は言わない」というようなテンプレに、人は決して当てはまらない、ということを、清少納言先輩と紫式部先輩は教えてくれる。
— たられば (@tarareba722) June 16, 2020
・中心的なヒロインは、みんな誰かの身代わりとなって愛される中年になってまだ過去の栄光にしがみついて「俺はまだ輝いてる」と養女とした若い玉鬘に散々セクハラをしまくりきゃっきゃうふふしていて、されている玉鬘は生活費等の面でひたすら我慢していただけ…と残念な光源氏を思い出します。いわんやその辺のおっさんをや。https://t.co/xd195FNDSh
— にょろぬ 💉×3☆LINEスタンプ販売中! (@nyoronu1) April 21, 2018
・あなたの代わりは必ずいる。だから気負わなくてもいい。
プルースト『失われた時を求めて』 高遠弘美


・要約を読んでも意味がない小説
・内部の真実こそ重要である
・細部を大切にしろ
・事前知識は持たず、まっさらな状態で読んだ方が入っていきやすい
>小説じゃないけど、自分的にはこの映画がそう。

アインシュタイン「相対性理論」 竹内薫

https://t.co/7tr049xIxw
— デスタコス(青春クソ野郎) (@kayuumaatsui) July 21, 2022
この動画、オススメです。
“文系、理系”という区分けが、如何に日本人の可能性をスポイルしてしまっているかがわかります。
この話好きすぎて昔ブログ書いてたのも思い出した。
— 堀元 見@ビジネス書100冊本1.6万部突破 (@kenhori2) March 28, 2020
この老害エピソードの経緯がざっくり分かる超大ざっぱ物理学史です。
一連の流れがコントみたいで良い老害話なので、よろしければどうぞ。
天才・アインシュタインですらも老害になりさがった。人は老いる。https://t.co/9JU5JaSpFE
ルソー『社会契約論』 東浩紀

【メディア情報】
— ゲンロン友の会 (@genroninfo) November 24, 2021
古市憲寿さんがFILTで連載中の「挫折したけど中身を知りたい『名著』の話」、その第16回で東浩紀がルソーの『社会契約論』について解説しています。https://t.co/VQC4IQmlX0
ルソーのいう「一般意志」とはどういう概念なのか。ぜひご覧ください!
ルソー(1712-1778)仏
— 政治・経済重要人物bot (@seikei_jinbutsu) August 26, 2022
『社会契約論』
社会契約論の論者の一人。人間の自然状態は自由・平等・孤独・愛と哀れみであるとしている。ロックの考えを批判し、私有財産権を含む自然権の全てを共同体に譲渡すべきだとしている。また、直接民主制を唱えている。
ニーチェ『ツァラトゥストラ』 竹田青嗣


>個人的にはニーチェといえば、この古いCM
私たちの年代で、有名な哲学者の名前を知ったのは、野坂昭彦のウイスキーのCMの影響大と思います。私もこれでソクラテス、プラトン、ニーチェ、サルトルの名前を知った。「みんな悩んで大きくなった」の言葉に励まされた。
— Novella 文芸ブログ ✿ MOKO (@novella_one) May 27, 2022
悩んだら大物になれるんや! みたいな ← 単純https://t.co/gCWHZ6Bem7
ヒトラー『わが闘争』 佐藤卓己


佐藤卓己氏「「大衆の国民化」は狂信的運動、つまり戦争動員の様なものでしか不可能と『我が闘争』で言っているがウクライナの状況は「国民化」を物凄い勢いで進めている。がその状況は常に明るいとは限らない。今それを言うことは望ましくないかもしれないが戦争動員と表裏一体の国民化を考えたい」
— 論壇チャンネル「ことのは」 (@KotonohaRondan) March 16, 2022

岩波新書 芝健介「ヒトラー」より
— OK (@takaku2021) December 18, 2021
P97 「わが闘争」の内容の紹介で
<<真実より、宣伝効果を強調>>
=引用=
プロパガンダの目的はたとえば正邪・理非曲直をただし種々弁別 することにはないのであって、主張すべきただ一点をひたすら強調することにある」
(中略)(続く)
カミュ『ペスト』 佐々木匠

・「孤独の最中に」あるいは「孤独と隣接するもの」としての連帯がある佐々木匠+古市憲寿「コロナウイルスの問題が起きてから、カミュの『ペスト』が売れているようですね。早速ですが、『ペスト』って一言でいうとどういう物語なんですか?」(撮影/伊東隆輔 構成/斎藤哲也)https://t.co/kBT4kCARzf #life954 #radiko #tbsradio pic.twitter.com/IipRRyhS9M
— 河村書店 (@consaba) May 31, 2020
『古事記』 三浦佑之



三浦佑之『古事記を読みなおす』(ちくま新書)
— 筑摩書房 (@chikumashobo) November 11, 2019
日本書紀には存在しない「出雲神話」が必要とされたのはなぜか。どうして権力にあらがい滅びた者たちに共感を寄せるのか。この作品の成り立ちを説く「序」は真実か…謎を解きあかし神話や伝承の古層を掘りおこす。2010年11月刊#ちくま1000「本」ノック715 pic.twitter.com/KPOcp1AO05
\本日は #建国記念の日/
— 【萩の月】菓匠三全オフィシャル (@kashosanzen) February 11, 2021
紀元前660年前に初代天皇とされる神武天皇が即位したとされる日とのことです🗾
日本の歴史の古典で「#古事記」と「#日本書紀」がありますが、奈良県 地域振興部で違いをまとめておりましたのでご紹介いたします📝
「古事記」と「日本書記」の違いhttps://t.co/lboE9lDhmW pic.twitter.com/bRa6UZYTlN
神道政治連盟の方って神道を理解しているのかな?八百万の神、多様性を前提にしている。古事記を読んだことないのでは?冒頭からとんでもない、何でもありのストーリー展開なんだけど。本来の神道は多様性に富みこの上もなく寛容な宗教だろう。自分たちの都合で貶めるなよ。神を敬いなよ。
— マドロス3 (@matroos3sun) July 20, 2022
マーガレット・ミッチェル『風と共に去りぬ』 鴻巣友季子


・今日のことで精一杯なのだから、明日のことを思い悩んでも仕方がない
・あらすじを読むととっつきやすい(タイプの小説)今回の流れとは関係ない話だけど、『風と共に去りぬ』は映画以上に原作の偏見ぶりが凄まじくて、今の時代の価値観に慣れた人にとっては正気かよと思えるような描写がわんさか出てきます
— あんぐりふ (@AngriffZwei) June 11, 2020
「こんな恐ろしい価値観が当たり前だった時代もあるんだ」と思いながら読んでほしい。話は色褪せない面白さなので
アダム・スミス『国富論』 野原慎司


“アダム・スミスの「神の見えざる手」を多分、あなたも誤解している
— 秋田紀亜 (@akita_kia) August 13, 2017
「自由放任でOK」なんて言っていません
高 哲男”https://t.co/CYMXBan3IC
“スミスの重要著作『道徳感情論』の邦訳も手がけた経済学者・高哲男氏が、巷にはびこる大きな誤解を撃つ。”
恥ずかしくないのかな?
— A.S (@Pife6tleteni4ov) May 23, 2022
@アダムスミスについて語る時は、『道徳感情論』(1759)を熟読してから『国富論』(1776)を語る。
A「神の見えざる手」が働かないケースが19世紀以降多発したため、資本主義の修正がなされている(ケインズ・ゲーム理論・行動経済学)。#三角関数と金融経済 https://t.co/KTJ1CcbM68

・自分だけで完結するのではなく、知恵を交換したり、仕事を分担するというのが重要
マルクス『資本論』 的場昭弘


・解説書だけを読むなら、挫折してもいいから原典を読んだ方がいい【ドイツ】特集「カール・マルクス生誕200周年 15分でマルクス入門」マルクスが『資本論』や『共産党宣言』を書いたことは知っているけど、一体どんな人?そもそも社会主義と共産主義は何が違う? そんな疑問にマルクス学者の的場昭弘さんにお答えいただきました。 https://t.co/hw47mgHn4C pic.twitter.com/CiN9yzryzC
— ニュースダイジェスト (@newsdigest) July 24, 2018
>結局、最後は「原典を読め」で締めおはようガッピアーノ♪
— かもめ@特典配りおじさん (@kamome_site) December 25, 2021
今日の偉人たちの言葉
経済学者 マルクス(1818-1883)
「学問をするのに簡単な道などない。だから、ただ学問の険しい山を登る苦労をいとわない者だけが、輝かしい絶頂を極める希望を持つのだ」
世の中には甘い言葉は沢山あるけど、楽して成果を得ることなんかないからね。
おわりに
・速読のコツは「目的」を持つこと
【参考書評等】
・Amazon書評
・読書メーター


