2015年10月29日

SMBC日本シリーズ2015第4戦(ヤ4−6ソ)〜ホークス王手の件を前振りに、「逆さ地図」で読み解く世界情勢の本質

一昨日の第3戦で1試合3打席連続ホームランの日本シリーズ記録を作った山田哲人。これでお目覚めかと思ったんですが…
1試合かぎりのの確変だったか(´・ω・`)
一方、第3戦では首痛のため試合途中で交代だった李大浩。
昨日の第4戦では3安打4打点って、一昨日は相手に華を持たせるためのハンデ戦?
⚾東京ヤクルトスワローズ 4−6 福岡ソフトバンクホークス
ソ 104 001 000|6
ヤ 001 003 000|4
(神宮、31,288人、4時間6分)
【戦評】
10月28日(水)ヤクルト vs. ソフトバンク 4回戦
ソフトバンクが日本一に王手をかけた。ソフトバンクは初回、李大浩の適時打で幸先良く先制する。3回表に、李大浩の3点適時二塁打と細川の適時二塁打で加点すると、6回には細川のソロでリードを広げた。敗れたヤクルトは、先発・館山が3回5失点と試合をつくれなかった。
昨日は4回裏からのTV中継視聴だったので、管理人的には3−1でヤクルトの勝ち!
なんていってもなんの慰めにもなりませんが(^_^;)
さらに詳しいことはこちらをご覧いただくとして、
  ↓  ↓  ↓ 
にほんブログ村 野球ブログへblogramで人気ブログを分析
にほんブログ村 野球ブログ ヤクルトへにほんブログ村 野球ブログ ソフトバンクへ
関西と中京地区では日本シリーズはなかったことになっているようで(^_^;)

という風に視点を変えてみると違ったものが見えてくるという流れでこの本。
「逆さ地図」で読み解く世界情勢の本質 (SB新書) -
📖「逆さ地図」で読み解く世界情勢の本質

表紙を開くと「中国視点で見る逆さ地図」(上)と「インド洋を上に見たアジアの逆さ地図」(下)がありますが、前者の方は正しくは左135度程度回転した地図である件。
もっとも、上下反転させるより、中国にとっては、海を塞ぐ日本列島と南西諸島と台湾、フィリピンが邪魔なことはよくわかりますし、

さらに、尖閣諸島と南沙諸島を中国が抑えられるこができれば、海洋へ出やすくなるので、中国がそれらに固執する理由のよくわかります。

それもこの本の重要なポイントの一つですが、
2015年5月発行というのは、安保法案成立への援軍(本)の要素も強い?

さらに、第三章「アラブの春から始まった新しい対立軸」の”全世界から若者が「イスラム国」に渡る理由とは”の部分。
現在のような時代閉塞の中で、行き場を失った若者にとっては、イスラム教の説く世界観は魅力的に映る。イスラムの聖典コーランの教えでは、徹底した平等を唱えているからである。
さらには、閉鎖社会にいる若者にとって、ISは中東の国境を含めて、資本主義および西欧的な秩序破壊を目指す極めて具体的な「国家」として、若者たちの目に映っている。だからこそ求心力を持っていると言えるだろう。
・ご参考:若者はなぜISIL(イスラム国)を目指すのか?(NAVERまとめ)
ここのところも大事。

📖松本利秋/「逆さ地図」で読み解く世界情勢の本質SB新書
【内容情報】(出版社より)
●世界のホンネがわかる「逆地図的視点」のススメ!

地図はついつい自国を中心に見てしまいがちである。
しかし、地図の向きを柔軟に変えて世界を眺める癖をつけることで、
実は世界の本当の姿がより見えやすくなるのである。
この本では、地図の東西南北の向きを柔軟に変え、
焦点となる場所が目立ち、本質が理解しやすい向きから、
現代起きている問題や過去から引きずっている問題を
地政学を援用しながら俯瞰していく。

たとえば、中国を中心に、
南北を逆さにした地図を見ることで、
中国が日本列島や島々に取り囲まれていることがわかり、
何とか出口を探そうとする戦略が理解でき、
尖閣諸島の問題などの本質がつかみやすくなる。

ほかにもロシア、中東、イスラム国、アメリカなどをめぐる
最近の情勢や各国の戦略などの本質をつかむことで、
今後の日本が歩むべき方向性がわかるであろう。

【内容情報】(「BOOK」データベースより)
ついつい自国を中心に見てしまいがちな世界地図。しかし、地図の向きを柔軟に変えて眺める癖をつけることで、世界の本当の姿が見えやすくなるのである。本書では、地政学を援用しつつ、地図の東西南北の向きを柔軟に変えて俯瞰することで、中東やロシアなど世界で起きている大問題や、領土をめぐって日本が対峙しなければならない問題などの本質を探っていく。誰もが「逆さ地図」目線を持つことで、今後の日本が世界の中で歩むべき方向性がわかるであろう。

【目次】(「BOOK」データベースより)
序章 本当の世界を知るには地図を逆さにして見る
(世界の問題を俯瞰するために利用されてきた「地図」と地政学/大陸国家と海洋国家で分かれる地図の見方 ほか)
第1章 逆さ地図でわかる新たな東西冷戦の始まり
(ヨーロッパの地図から見えた新冷戦構造のルーツ/東に拡大するEU-西側の経済攻勢でウクライナが混乱 ほか)
第2章 海を塞ぐ日本列島は中国経済発展の障害か
(中国の列島線と真珠の首飾り戦略/アベノミクス外交の中国包囲網を作るダイアモンド戦略 ほか)
第3章 アラブの春から始まった新しい対立軸
(西欧列強に寸断されてしまったアラブの文化と歴史/「イスラム国(IS)」は、国境線をアラブ人の手で引き直す試みか ほか)
第4章 歴史を通じて深く繋がる日本とアジア
(ベトナム、カンボジア国境で別れるアジア文化圏/韓国が反日にこだわる本当の理由は日中に挟まれた地理にある ほか)
第5章 アメリカのアジア回帰戦略と日本の再起動
(シリア化学兵器問題から見える大国アメリカの求心力低下/大幅に削られる国防予算で揺らぎ始めたアジアの対米信頼感 ほか)

【著者情報】(「BOOK」データベースより)
松本利秋(マツモトトシアキ)
1947年高知県安芸郡生まれ。1971年明治大学政治経済学部政治学科卒業。国士舘大学大学院政治学研究科修士課程修了、政治学修士、国士舘大学政経学部政治学科講師。ジャーナリストとしてアメリカ、アフガニスタン、パキスタン、エジプト、カンボジア、ラオス、北方領土などの紛争地帯を取材。TV、新聞、雑誌のコメンテイター、各種企業、省庁などで講演(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
【2015年5月発行/2015.8.11読了】

【備忘録】
序章 本当の世界を知るには地図を逆さにして見る
・日本で見る世界地図からは、日本が海の資源に恵まれた海洋国家であることはしみじみとわかる
・地続きであれば、じりじりと領土を拡大するできるが、海を渡ると状況判断を誤るという、大陸国家の限界
(1867年にロシアがアラスカをアメリカに売却)

1章 逆さ地図でわかる新たな東西冷戦の始まり
・ロシアの企業は政権の意に沿わない場合は、資金難に陥る構造に陥った(プーチンのリスト
・製造業が小さな利益を積み上げることで成り立つのに対し、資源輸出は価格が上がれば簡単に巨富を手中にできる。だが正反対のことも起きうる(「資源の呪い」または「レンティア国家」)
・ロシアは外資と新技術を導入しなければ困難なシベリア開発をはじめ、ロシアの製造業が国際競争力を持てるように育成する等、ロシアの生き残りをかけた長期戦略は、日本の協力なくして成り立たない
・ゆえに、ロシアが日本に近寄ってきたときこそが、北方領土問題を含めて日本に有利な外交交渉を展開する絶好のチャンス。それまでは事態を冷静に見つつ、戦略の軸足を欧米側に置いて、自己の外交政策を貫いていくことだろう

2章 海をふさぐ日本列島は中国経済発展の障害か
・日本にとって海上輸送ルートの確保は生命線であり、海上輸送ルートの自由航行と国際法上の約束事は、何が何でも守らなくてはならない日本の最重要問題
(この視点からすると一連の中国の動きは日本の利益と衝突さざるを得ない)
・実力を誇示すれば中国は引く
・中国のトラウマになった海からの進攻(アヘン戦争、日清戦争)
魏源と林則徐―清末開明官僚の行政と思想 (世界史リブレット人) -
魏源と林則徐―清末開明官僚の行政と思想」(世界史リブレット人)
・歴史的事実から学ぶことは、対話は一時的な対症療法であり、歴史的トレンドの根本的な認識を欠いていれば対話さえも成り立たないのが現実的な状況
・地政学の祖フリードリッヒ・ラファエル「国家は生きている有機的な存在であり、必然的により大きな生存権を求めるようになる」(レーベンスラウム(生存圏)拡大論)

3章 アラブの春から始まった新しい対立軸
・対立するアルカイダとイスラム国
イスラム国とアルカイダの違いとは?2つの組織は対立関係にあり絶縁状態(NEWSまとめもりー)
「イスラム国」、元々はアルカイダ系勢力から生まれたけど・・・
「イスラム国」は、アルカイダ系などのスンニ派過激派勢力が2006年に合流した旧イラク・イスラム国(ISI)が前身です。米軍の掃討作戦でいったん弱体化しましたが、シリア内戦の間に組織として勢いを取り戻します。

・格差社会がイスラム世界を魅力的に映らせる〜イスラム教の聖典コーランの教えでは、徹底した平等を唱えている

4章 歴史を通じて深くつながる日本とアジア
・橋を使う中国文化圏と手で食べるインド文化、その境界線は安南山脈(ベトナムは中国文化圏、カンボジアはインド文化圏)
・アジア各国は(伝統と近代を巧みに織り交ぜで成功した)日本の明治維新を手本にした
・アジアで反日なのは、韓国、北朝鮮、中国のみ。その他の国々は現在でも日本と友好関係を保ちながら、自国の発展を目指している
・竹島は自らが勝ち取った韓国独立の象徴。竹島の領有が崩れると70年間にわたる韓国の基本的理念が消滅する
・タイが独立を保てたのは、強大な外国勢力との戦いを避け、それによって国内の政治的安定を図り、徹底した現実主義敵政策を貫き通したことにあったという点と、(イギリスとフランス両方の勢力圏の中間にあるという)地理的要因を生かしたこと
・韓国民は自国の安全保障にとって、日本や日米同盟が果たしている役割を認めず、日本の潜在的脅威や歴史問題、竹島をめぐる問題のみに焦点が当てられ、冷静な判断力をかけている

5章 アメリカのアジア回帰戦略と日本の再起動
・「世界の警察」をやめたアメリカ
・中国・北朝鮮はオバマの弱腰を利用
・アメリカから現実の社会を見ると、豊かな油田のあるアフリカ北部を「チャンスの弧」、治安と経済が安定している欧州を「安定の弧」として見立て、それぞれをアメリカの世界戦略の基盤としてとらえている
・一方、東欧から中東、インド、東アジアにかけての地域が「不安定の弧」
@大規模な軍事的衝突が起こりやすい
A力を伸ばす大国と衰退する大国が存在する
B豊富な資源を持つ軍事的な競争相手が出現する可能性がある
Cアメリカの基地や中継施設の密度が他の地域とくらべ低い
・日本はいつでも核兵器を持ち得ることをちらつかせて、そうして欲しくないアメリカに現状に沿った強力な核の傘を差しかけさせるやり方を続けるのではないか

【参考書評等】
Amazon書評
読書メーター

にほんブログ村 本ブログへ人気ブログをblogramで分析
posted by スーパーサウスポーあさちゃん。 at 07:37| 神奈川 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 読書記録 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:


この記事へのトラックバック