2016年01月06日

第94回全国高校サッカー選手権大会準々決勝の件を前振りに、渡部昇一「戦後七十年の真実」

本題に入る前に、昨日開催の「第94回全国高校サッカー選手権大会準々決勝4試合の結果から。
準々決勝(1/5)
<ニッパツ三ツ沢球技場>
⚽青森山田 1−0 富山第一
[青]高橋壱晟(71分)

⚽國學院久我山 1−0 前橋育英
[國]内桶峻(52分)

【駒沢陸上競技場】
⚽駒澤大高 0−1 東福岡
[東]橋本和征(62分)

⚽星稜 3−0 明徳義塾
[星]阿部雅志2(27分、53分)、大倉尚勲(39分)
このうち管理人は、
ノジマのTV売り場で見たのは、このシーンと日テレの方で4試合のダイジェストと今さっきTV朝日のニュースでも見ただけなので、さらに詳しいことは(三ツ沢に行っていたひろさんのエントリーや)こちらをご覧いただくとして、
  ↓  ↓  ↓
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Wikiでこの大会の歴史を調べたら、最初の方は関西の学校だけの参加。しかも、予選なしだったとか…【ご参考:歴代優勝校
で、1941年から1945年までは太平洋戦争のため中止になっていたことも踏まえて、無理矢理にこの本に引っ張ってくる件。
戦後七十年の真実 -
戦後七十年の真実

ひとことで言えば、著者の自伝に基づいた今までの著作の集大成的内容です。

📖渡部昇一「戦後70年の真実
【本の内容】
昭和20年――著者14歳。故郷山形県鶴岡で終戦を迎えた。
戦前は“ごく普通の”軍国少年だった著者の目に、終戦はどう映ったのか――。
保守論壇の重鎮が、日本の「戦後70年」を総括する。

日本の国史を知るためには、日本の虹を見なければなりません。その虹を見るとは「皇室がいかに見えるか」ということなのです。戦後、その虹を見せまいと努力したのが占領政策であり、その占領政策を意識的に維持しようとしたのが日本の左翼勢力であり、教育現場で実践したのが日教組であると断定していいのではないでしょうか。――本文より

戦後70年、歴史の振り子は今どこにあるのか
第1章 私の履歴書(序章)
● 昭和19年になると明らかに学校の雰囲気が変わってきた  ほか
第2章 終戦とは何だったのか
● 玉音放送を聴いても全くなかった敗戦の実感
● 今にまで尾を引く単独講和派と全面講和派の対立  ほか
第3章 終戦後、何がどう変わったのか
● 占領政策基本法としてつくられた日本国憲法
● 戦後の日本を大きく変え、多くの禍根を残した家制度の破壊  ほか
第4章 主権回復後の日本――冷戦と安保条約
● 社会主義のダメさ加減を身にしみて知った留学時代  ほか
第5章 高度経済成長とオリンピック
● 昔も今もエネルギーの安定供給は日本の絶対的生命線  ほか
第6章 冷戦の終結と失われた20年
● ソ連の誕生と崩壊が日本にもたらした大きな影響
● 虚報を流し続けた朝日新聞の大罪  ほか
第7章 残された課題
● 未婚化の原因と解消の手立てを考える  ほか

【著者プロフィール】
渡部昇一(わたなべ・しょういち)
昭和5(1930)年山形県生まれ。上智大学大学院修士課程修了。ドイツ・ミュンスター大学、イギリス・オックスフォード大学留学。Dr.phil.(1958)、Dr.phil.h.c.(1994)。上智大学教授を経て、上智大学名誉教授。専門の英語学のみならず幅広い評論活動を展開する。昭和51年第24回エッセイストクラブ賞受賞。昭和60年第1回正論大賞受賞。英語学・言語学に関する専門書のほかに『知的生活の方法』(講談社現代新書)、『古事記と日本人』『日本史から見た日本人(古代編・中世編・昭和編)』(以上、祥伝社)、『渡部昇一「日本の歴史」(全8巻)』(ワック)、『知的余生の方法』(新潮新書)、『決定版・日本史』『歴史通は人間通』『名著で読む世界史』『名著で読む日本史』(以上、育鵬社)などがある。
【2015年8月発行/2015.9.21読了】

【備忘録】
「まえがき」
・昭和史のどの局面にも深く関わることのなかった自分が昭和史を語るのは客観的に敷衍して見れるという点で適任者ではないか。

第一章 私の履歴書(序章)
・実家の家業は「あぶらや」〜国家総動員法(1938)の統制下では開店休業状態

第二章 終戦とは何だったのか
・旧制中学時代に恩師佐藤順太先生(英語)と出会い、英語の教師を志す
・三浦重三先生(物理)の「終戦で核物理も飛行機の製造も出来なくなるから理科系いってもつまらないぞ」という話が追い打ち
・アメリカ合衆国の建国は有色人種である先住民のインディアン(ネイティブアメリカン)から国を奪ったところから始まる
(ゆえに、彼らのDNAには白人と有色人種が対等であっては困るという意識が刷り込まれていたはず)
・占領政策は日本人のインディアン化?
・プライドを奪う一番いい方法は、その国の歴史を奪うこと
ケインとアベル (上) (新潮文庫) -
・朝鮮戦争の特需で景気が良くなったのは神風のうちに入らない。本当の神風はアメリカ(連合国)の占領政策の転換【占領継続⇒スピード講和で日本を西側諸国に組み込む】
・リビジョニスト(修正主義)とは歴史を見直すこと。悪い意味ではない
・東京裁判を開いて日本を侵略国として断罪した張本人であるマッカーサーが、(朝鮮戦争で共産主義の脅威を感じたうえで)日本が戦争を始めたのは主として自衛のためであったと認めた
マッカーサー戦後65年目の証言 (OR books) - マッカーサー戦後65年目の証言 (OR books) -
・しかしながら、このマッカーサー証言が日本では報じられず。昭和27年にこの証言は報じられていたら戦後史は変わっていた
・当時は戦死した人たちは悪いことをした、犬死をしたという報道が主流(左翼が拡散)
・特攻隊作戦は外道だが、参加・遂行した人たちは尊敬に値する
・社会党系の人たちはそもそも日本の独立を望んでいない
・日本が東南アジアで遂行した戦争は独立戦争の代理戦争のようなもの〜東南アジアには謝罪する必要はない
不吉な黄昏―シンガポール陥落の記録 (中公文庫) - 不吉な黄昏―シンガポール陥落の記録 (中公文庫)
・ケロッグ「国境を超えて攻めて来たということのみならず、経済的に重要な驚異を与えるものは侵略である」〜ABCD包囲網で日本を経済封鎖したのは侵略ではないのか?
・満州に安定をもたらした満州国の建国〜日本が統治すると治安が非常によくなる
マオ―誰も知らなかった毛沢東 上 - 完訳 紫禁城の黄昏(上) (祥伝社黄金文庫) -
・米英ソの思惑によって泥沼化した支那事変(汪兆銘政権と講和できていれば支那事変は早く終わっていたはず)
・真珠湾攻撃で第三次攻撃(兵器工廠と石油基地の攻撃)までやっていれば、日本は太平洋戦争で勝てたかもしれない
WAR & REMEMBRANCE: COMPLETE SERIES - WAR & REMEMBRANCE: COMPLETE SERIES
・ミッドウェー海戦こそが太平洋戦争の山場〜日本軍の油断

第三章 終戦後、何がどう変わったのか
・占領政策基本法として作られた日本国憲法
・公職追放された人のあとを埋めたのは戦前にコミンテルン関係で投獄または取り締まられた人(つまり「左翼」)⇒日本の大学をはじめとする教育界・言論界は左翼化
・海の向こうで書かれた「魏志倭人伝」が「古事記」「日本書紀」より日本の歴史を正確に伝えているわけはない。そもそもシナの歴史は今でも捏造といっていいレベル
・日本の歴史を語るときに神話を省く訳にはいかない。神話時代の王朝が現代の天皇家まで続いている世界でも稀な国だから
・GHQも日本の内乱を恐れて天皇を退位させなかった
・歴史教育とは虹を見せるものでなければいけない〜皇室がいかに見えるか?
・日本は神話が現代まで続いている世界唯一の国
・藤原道長も源頼朝も天皇になろうとしなかった
・日本の国体の変化
〜仏教の公認⇒鎌倉幕府成立(実質的な武家統治の開始)⇒承久の変(北条家が天皇を更迭・指名)⇒明治維新⇒第2次世界大戦の敗戦
・戦後の国体の変化は皇族が減った、貴族がいなくなったこと(天皇家は継続)。女性参政権は戦争の勝ち負けに関わらず実現は時間の問題だった
・女性が天皇になれたのは妊娠の可能性がない場合だけ
・皇室というのは日本の総本家

第四章 主権回復後の日本――冷戦と安保条約
・日本が受諾したのは東京裁判そのものではなく、その諸判決
・小和田恒氏「日本の外交は東京裁判を背負っているハンディキャップ外交」の卑屈さ
〜著者とは同世代だが、左翼的になった東大卒。著者のいた上智大学にはひとりとして戦前の日本を批判した神父さんはいなかった

第五章 高度経済成長と東京オリンピック
・自由貿易体制下では絶対の強みを発揮する日本の底力
・原発が止められてから日本の貿易収支はずっと赤字が続いている。火力燃料の輸入増加のため
・太平洋戦争は石油がなくて負けた。日本の高度成長は石油によって成し遂げられた
・福島原発事故は地震自体で原発が壊れたわけではなく、津波で電源に水がかぶったとか事故対応に菅首相がしゃしゃり出てさらに混乱したというのが真相の模様
・(3か月後に住民が戻ってきた)広島・長崎の原爆投下時よりも放射線量が少ないにもかかわらず、いまだに避難を続けているのはおかしい
・原子力が危険なのはわかるが、富士山(などの火山)や地震が危険だからといって避難していたら日本に住むところはなくなる
・道路と新幹線は東京オリンピックを機に日本の交通網を大きく変化させた
・生活は便利になり、いつのまにか家庭がなくても生活できるようになった
・便利になるのは実にありがたいが、その反面、家族や近隣とのつながりが希薄になってきたように感じる

第六章 冷戦の終結と失われた二十年
・ハイエク先生「我々が社会主義から学ぶことは何もない。ただ、社会主義の連中が馬鹿なことを繰り返すことからは学ぶべきだ」
社会主義と戦争 (ハイエク全集 第2期) - 社会主義と戦争 (ハイエク全集 第2期)
・共産主義と皇室は相容れない
歴史の終わり〈下〉「歴史の終わり」後の「新しい歴史」の始まり -
・左翼思想に代わって世界を支配し、グローバリズムの恩恵を蒙ったユダヤ人
(国境がなくなる、個人の才能のみで差別、すべて契約で決める)
・グローバル化した社会では、一企業が非常に利益を上げてもその従業員が豊かになるとは限らない
・ユダヤ人が悪いわけではなく、世界の仕組みが彼らに有利なように変わっただけ
・バブルで損をした人は誰一人としていない。儲け損ねた人(大蔵官僚)の嫉妬がバブルの崩壊をもたらした
・景気が悪いときに消費税を上げてはダメ
・日本軍は略奪もしてないし、非占領地の女にも手を出していない
・当時は公娼制度が合法ゆえ、戦地に売春業者を利用しただけ。現地の女性を強姦するよりはマシ
・従軍看護婦はいたが、従軍慰安婦はいなかった
・女子挺身隊というのは、女子は軍隊に入れなかったからそういっただけ。英語では男子の学徒勤労動員とおなじmobilization
・朝日新聞は政府批判に名を借りて、常に国を辱めてきた
すべては朝日新聞から始まった「慰安婦問題」 (WAC BUNKO) -

第七章 残された課題
・男女共学で異性への憧れがなくなってきたのが少子化の大きな要因?
・老人福祉をやめれば子供を作らざるをえなくなる
>このあたり著者ボケてきたか?!
・あまりにも危険な移民政策
移民亡国論: 日本人のための日本国が消える! (一般書) -
・日本で移民を受け入れたときにどこから多く人が押し寄せて来るかを考えたら((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル
・欧州やアメリカで起きていることをよくみなさい
・今の中国を征服しようとする国は世界のどこにもないのに、軍事費を増大し続けるのか?その標的は日本しか考えられない
・伝統的なシナ人は自分の生活に大きな不利益が及ばなければ支配者は誰でもよかったが、今は支配者と一体になっている。そこが非常に危険
・快適便利な生活を長く続けるための三か条〜軍事・エネルギー・食糧
・グローバル化は必ずしもいいことばかりではない。反動が来る可能性も否定出来ない

「あとがき――戦後七十年、歴史の振り子は今どこにあるのか」
・マスコミが安倍首相をバッシングするのは敗戦利得者だから、その既得権益を潰そうとしている安倍首相は敵
・第一次安倍内閣のときに戦後レジーム脱却を盛んに言っていたのに、今は言わないのはアメリカを刺激しないため。アメリカに見捨てられたら日本はやっていけない


【参考書評等】
一条真也 official blog
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posted by スーパーサウスポーあさちゃん。 at 06:29| 神奈川 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 読書記録 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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