2016年10月29日

ネット炎上の研究

本題に入る前に、今晩の日本シリーズ第6戦の件。
日ハムは大谷先発で一気に決めにかかると思いきや…
そのあたりの他の方の見解はこちらをご覧いただくとして、
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今回は元キー局アナの人工透析患者に対する暴言の件に関連で出しどころを伺っていたこの本。
ネット炎上の研究 - 📖ネット炎上の研究

その件は一旦収束したようですが…
炎上商法ですか?!
それはさておき、  
ということで、NHKでのOA前からこの本を図書館で借りていたんですが、次の予約が入ったようなので、取り急ぎ感想を書いて返さなくちゃ(..;)

ちなみに、管理人自身は当ブログでもTwitterなどのSNS活動でも炎上らしい炎上は実感してないんですが…

📖田中辰雄・山口真一「ネット炎上の研究」(勁草書房
【内容情報】(出版社より)
インターネットが普及すれば多くの人が自由な議論の輪に加わり討論の民主主義が社会のすそ野に広がっていくと期待された。しかし論調は暗転し、ネット上での意見交換に悲観的な意見が増えてくる。この論調の暗転の大きな原因になったのがいわゆる炎上問題である。本書はこの炎上について定量的な分析を行うとともに、本書なりにその原因と社会としての炎上対策を示す。

【目次】
はじめに

第1章 ソーシャルメディアと炎上:特徴と発生件数
 1-1 炎上とは
 1-2 炎上の特徴
 1-3 炎上の発生件数推移と傾向
 1-4 参考となる論文・書籍
 1-5 ネットコミュニケーションのゆくえ

第2章 炎上の分類・事例・パターン
 2-1 炎上の分類
 2-2 T型:反社会的行為や規則に反した行為(の告白・予告)
 2-3 U型:何かを批判する,あるいは暴言を吐く・デリカシーのない発言をする・特定の層を不快にさせるような発言・行為をする
 2-4 V型:自作自演,ステルスマーケティング,捏造の露呈
 2-5 W型:ファンを刺激(恋愛スキャンダル・特権の利用)
 2-6 X型:他者と誤解される
 2-7 炎上のパターンと予防・対処

第3章 炎上の社会的コスト
 3-1 情報発信の萎縮
 3-2 若干の統計的検討
 3-3 初期インターネットとの比較
 3-4 炎上対策の検討
 3-5 結語:炎上のコストは情報発信の萎縮

第4章 炎上は誰が起こすのか
 4-1 人々の炎上とのかかわり方
 4-2 データから見る炎上参加者のプロフィール
 4-3 炎上参加者属性の分析:年収の多い若い子持ちの男性が書き込み
 4-4 炎上参加行動に有意でない属性:ひとり暮らし,学歴,ネット時間等
 4-5 炎上の捉え方と予防方法

第5章 炎上参加者はどれくらいいるのか
 5-1 なぜ参加者数を調べるのか
 5-2 アンケート調査での炎上参加者数推定
 5-3 Twitterでの炎上参加者数推定
 5-4 炎上での直接攻撃者
 5-5 結語:炎上参加者はごく一握り

第6章 炎上の歴史的理解
 6-1 炎上の理解:集団極性化とデイリーミー
 6-2 近代化の歴史より
 6-3 草創期の力の濫用

第7章 サロン型SNS:受信と発信の分離
 7-1 炎上の真の原因
 7-2 サロンの構想
 7-3 自由参入かメンバーシップか
 7-4 結語:サロンの必要性

第8章 炎上への社会的対処
 8-1 炎上とのかかわり方とインターネットに対するイメージ
 8-2 政策的対応の検討
 8-3 炎上への規制対応は難しい

付録 炎上リテラシー教育のひな型

参考文献
索引

【著者情報】(「BOOK」データベースより)
田中辰雄(タナカタツオ)
1957年、東京都に生まれる。東京大学大学院経済学研究科単位取得退学。国際大学グローバルコミュニケーションセンター研究員、コロンビア大学客員研究員を経て、慶應義塾大学経済学部准教授。専攻は計量経済学

山口真一(ヤマグチシンイチ)
1986年生まれ。国際大学グローバル・コミュニケーション・センター助教。2010年慶應義塾大学経済学部卒。2015年同大学経済学研究科で博士号(経済学)取得。同年より現職。専門は計量経済学。研究分野は、コンテンツ産業、フリービジネス、ソーシャルメディア、プラットフォーム戦略等(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
【2016年4月発行/2016.7.12読了】

【備忘録】
第1章 ソーシャルメディアと炎上:特徴と発生件数
・炎上とは「ある人物や企業が発信した内容や行った行為について、ソーシャルメディアに批判的なコメントが殺到する現象」
・ソーシャルメディアの従来メディアとの違い
1.拡散力の違い
2.情報発信の容易化
3.批判の可視化
4.サイバーカスケードの存在

第2章 炎上の分類・事例・パターン

第3章 炎上の社会的コスト

第4章 炎上は誰が起こすのか

第5章 炎上参加者はどれくらいいるのか

第6章 炎上の歴史的理解

第7章 サロン型SNS:受信と発信の分離

第8章 炎上への社会的対処
・韓国の制限的本人確認制度が誹謗中傷的書き込みに対してほとんど影響を与えなかった

付録 炎上リテラシー教育のひな型
「高校生のための荒らしし・炎上リテラシー」
1.言葉使いは良識に従う
2.炎上への対処
(1)謝罪
(2)無視(スルー)
(3)主張を通す
(4)攻撃者は少数であることを思う
(5)いざとなれば閉鎖してやり直せばいい
3.議論の種類を区別〜相互理解のための議論、相手を倒すための議論
4.実際に本人が言ったことを確かめてから発言

【参考書評等】
琥珀色の戯言
「炎上」の研究〜ネットが生み出した名もなき”風紀委員”たちの正体(現代ビジネス)
「ネット炎上の研究」(田中辰雄・山口真一 著)に対して私(Totemo512)が考える疑問=弱点2点(togetterまとめ)
Amazon書評
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posted by スーパーサウスポーあさちゃん。 at 06:36| 神奈川 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 読書記録 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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