2016年11月05日

知的生活の準備/渡部昇一

知的生活の準備 - 📖知的生活の準備

最初にひとこと。

これ遺作じゃないですよね?!

もっとも、この本は最初から著者が執筆したのではなく、DHCシアターでの(著書と同名の)TV番組で全9回OAされたものを加筆・修正の上書籍化したもの。

で、この本そのものの自分の感想に近い他者のTweet引用。
それはノムさんの一連の書籍にも言えること…

📖渡部昇一「知的生活の準備」(KADOKAWA)
【内容情報】(出版社より)
豊かな「知的生活」を送るために必要な、「教育」と「教養」のがよくわかる!現代社会で「知的生活」を送るためには、「方法」を知るだけではなく、その土台をつくる「準備」が必要になってきています。この問題意識のもと、考えを語ったのが、人気番組「知的生活の準備」です。どのような教育が必要で、どのように教養を深めていくべきか、「知的生活」を送る基礎を語った番組の、待望の書籍化。現代社会で「知的生活」を送る方法がわかります。

【内容情報】(「BOOK」データベースより)
碩学・渡部昇一の人気番組が待望の書籍化!現代を豊かに生きていくための「教養」を手に入れるその基礎と実践。

【目次】(「BOOK」データベースより)
第1部 教養を身につけることについて
(義務教育以前に「良い話」に触れる/「良い話」を活用する/活字への親しみを深める/「楽しい記憶」を大切にする/読書を通して世界を広げる ほか)
第2部 教養を深めることについて
(歴史が歴史に及ぼす影響から考える/富への嫉妬が引き起こす戦争を考える/イギリスの歴史の見方を考える/ゲルマン世界から現代社会を考える/ローマ人の歴史を学ぶ ほか)

【著者情報】(「BOOK」データベースより)
渡部昇一(ワタナベショウイチ)
上智大学名誉教授。1930年山形県生まれ。鶴岡中学校(旧制)、山形県立鶴岡第一高等学校を経て上智大学大学院修士課程修了。ドイツ・ミュンスター大学、イギリス・オックスフォード大学留学。Dr.phil.,Dr.phil.h.c.(英語学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
【2016年3月発行/2016.8.10読了】

【備忘録】
第1部 教養を身につけることについて
・良い話を良い話とだけ聞かせても、子どもはおもしろくなければダメ。「おもしろくて、ためになる」ことと品が良くないといけない
・子どもが一番楽しいのは、自分の能力が伸びていることを感じるとき
・年を取れば(原因から結果はわからなくても)結果から原因がわかるようになる
・子どもにはどこかで優れているという感覚を持たせるか、何か一点突破でもいいから優越感を持たせることが必要
・子どもの教育の方法として、漢字を恐れないことが重要。読めない漢字ならふりがなをふっておけばいい
・先生には尊敬の念を持つこと。子どもの前で悪口を言ってはいけない
・親はとにかく、子どもに嘘をついてはいけない。家の中では母親が父親を尊敬してみせることが重要
ドラえもん (1) (てんとう虫コミックス) -
・マンガの中に良いものも悪いものもある。悪いものを見て嫌だと感じられるようになることが重要


第2部 教養を深めることについて
ヘロドトス『歴史』――世界の均衡を描く (書物誕生 あたらしい古典入門) - ヘロドトス『歴史』――世界の均衡を描く (書物誕生 あたらしい古典入門)
太平記(1) [ 兵藤裕己 ] - 楽天ブックス太平記(1) [ 兵藤裕己 ]
・富への嫉妬から戦争が始まる(古代ギリシャ戦争の例から今の日本は…)
ガリア戦記 [ ガイウス・ユリウス・カエサル ] - 楽天ブックスガリア戦記/ガイウス・ユリウス・カエサル
・リーダーに必要な朗らかさ
ゲルマーニア (岩波文庫 青 408-1) - ゲルマーニア (岩波文庫 青 408-1)
→現代文明への批判みたいなものと感じるかもしれない
塩野七生『ローマ人の物語』スペシャル・ガイドブック (新潮文庫) - 塩野七生『ローマ人の物語』スペシャル・ガイドブック (新潮文庫)
・ローマ人にとっての徳→virtueのvirとは本来「男」の意味であり、男としてあるべき姿
ヨーロッパの形成―ヨーロッパ統一史叙説 (名著翻訳叢書) - ヨーロッパの形成―ヨーロッパ統一史叙説 (名著翻訳叢書)
マキァヴェッリ全集〈1〉君主論・戦争の技術・カストルッチョ・カストラカーニ伝 - マキァヴェッリ全集〈1〉君主論・戦争の技術・カストルッチョ・カストラカーニ伝
・性悪説と同時に運がある
・指導者は常に正義の国を代表するような顔をし善人ぶって振る舞える人でないといけない
・日本で隠遁した人はたいてい仏教的(無常感)になるが、マキァヴェッリはもっとも悪質な人間の動きを曇りなき目できちんと見て、書くという方に行った
半七捕物帳(完全版) - 半七捕物帳(完全版)
60分で名著快読 クラウゼヴィッツ『戦争論』 (日経ビジネス人文庫) - 60分で名著快読 クラウゼヴィッツ『戦争論』 (日経ビジネス人文庫)
・日本では左翼の方が好んでいた。
→戦争において不利なときは退きなさい=弾圧されたり、取り締まられたときは、黙って地下に潜りなさいという風に解釈したのでは?
・徴兵制の強いのは逃げられないから
・軍隊で一番重要なのは勇気。戦争に一番必要なのはスピード
凡人伝 (講談社文芸文庫) - 凡人伝/佐々木邦(講談社文芸文庫)
ドイツ参謀本部-その栄光と終焉 (祥伝社新書168) - ドイツ参謀本部-その栄光と終焉 (祥伝社新書168)
・ひとりの軍師より、参謀本部というシステム
・リーダーシップと参謀が両輪になることは実は稀
〜日本でも日清・日露戦争の頃だけ、昭和期にはリーダーがいない
西洋の没落 - 西洋の没落/シュペングラー
アメリカ史の真実 - アメリカ史の真実
・アメリカには中世がない
・中世の美徳・騎士道〜それがアメリカにはないから、敵は悪魔という発想に
G.K.チェスタトン著作集 1 正統とは何か - 「>G.K.チェスタトン著作集 1 正統とは何か
・イギリスの議会の発生は乱暴な王朝を抑えるため〜日本には乱暴な皇室はいなかった
オックスフォード英語大辞典物語 - オックスフォード英語大辞典物語

【参考書評等】
『知的生活の準備』をしよう!(ビジネス力を上げる 「読書術」〜大杉 潤 )
Amazon書評
読書メーター
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【渡部昇一氏の別の本の当ブログでの感想文】
日本とシナ〜1500年の真実
東條由布子編、渡部昇一解説「大東亜戦争の真実〜東條英機宣誓供述書」
渡部昇一・尾山太郎・八木秀次「日本を蝕む人々」
竹村健一・日下公人・渡部昇一「日本の黄金時代が始まる〜何を守り何を変えるのか」
税高くして国亡ぶ
中国を永久に黙らせる100問100答
知っておくべき 日本人の底力
【図解】日本人のための昭和史
なでしこ日本史
「日本の歴史」〈2〉中世篇―日本人のなかの武士と天皇
取り戻せ、日本を。 安倍晋三・私論
[増補]決定版・日本史
戦後七十年の真実
posted by スーパーサウスポーあさちゃん。 at 06:24| 神奈川 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 読書記録 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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