2016年12月06日

12月5日のプロ野球関連のニュースを前振りに、広岡達朗「巨人への遺言」

まずは、管理人のひいきチームの話題から。
大山に3、小野に28って前任者並の活躍は期待されているという理解でいい?
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そっちの方は自分自身がまだ下書きすらしてませんが…
それはさておき、今オフの巨人の補強が本気度高い件。
広岡さんの言うことは一理ありますが、大型補強をしない巨人なんて、らしくないし…
そのあたりの他の方の見解はこちらをご覧いただくとして、
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このタイミングでこの本の紹介を。
巨人への遺言 プロ野球 生き残りの道 - 📖巨人への遺言 プロ野球 生き残りの道

タイトルは「巨人への遺言」ですが、むしろ副題の方の「プロ野球 生き残りの道」の要素が強かったですね。

ノムさんの本はぼやきや私怨ばかりですが、広岡さんは比較的公正。

現役時代は巨人にしか在籍していなかったものの、広島とヤクルトでコーチ、ヤクルトと西武で監督と指導者としては、巨人でないところを経験しているので、巨人しか知らない長嶋茂雄、原辰徳よりは巨人中心主義からは脱せられるし、ノムさんのように巨人コンプレックスもないし…


📖広岡達朗「巨人への遺言」(幻冬舎
【内容情報】(出版社より)
セ・パ両リーグ日本一監督による、日本野球への愛の鞭

セ・パ両リーグで日本一監督となった球界の伝説・広岡達朗氏が、84歳になってやっとわかった「野球の神髄」をまとめた、野球人生の集大成的な一冊。
新監督、大リーグから賭博事件、元選手の薬物逮捕といった近年の球界を取り巻く問題まで舌鋒鋭く斬り込んだ、日本プロ野球への「愛の鞭」が綴られている。

【目次】
巨人・高橋新監督の課題 --まえがきにかえてーー

第1章 名監督の条件とは?
原・巨人の敗因/清原を責めるだけでいいのか/ヤクルト・リーグ優勝の勝因はバレンティンだ/プレミア12の小久保監督は悪くない ほか

第2章 選手指導の神髄
阿部の後継者を育てなかった巨人のコーチ/繰り返されるオリックスの悲劇/メジャーからの復帰選手は1年契約・出来高優先にしろ/松井は巨人に帰ってくる ほか

第3章 日本野球よ、それは間違っている!
日本ハム・大谷の二刀流はやめろ/誤審問題の再発防止は機械化より人を生かせ/バントをしない監督/監督はマウンドへ行け ほか

第4章 頑張れ! 日本のコミッショナー
正力松太郎が泣いている/巨人の賭博事件は氷山の一角/外国人選手の扱い方/プロ野球改革5つの注文 ほか

【著者情報】(「BOOK」データベースより)
広岡達朗(ヒロオカタツロウ)
1932年(昭和7年)、広島県呉市生まれ。早稲田大学教育学部卒。学生野球全盛時代に早大の名ショートとして活躍。1954年(昭和29年)、巨人に入団、1年目から正遊撃手を務め、打率.314で新人王とベストナインに輝いた。引退後は評論家活動をへて広島とヤクルトでコーチ。監督としてはヤクルトと西武で日本シリーズに優勝し、セ・パ両リーグで日本一を達成。指導者としての手腕が高く評価された。1992年(平成4年)に野球殿堂入り(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
【2016年3月発行/2016.8.22読了】

【備忘録】
巨人・高橋新監督の課題 --まえがきにかえてーー
・川相をヘッドに置くのがベストなはず
・監督業で一番難しいのは投手交代

1章 名監督の条件とは?
・原よ、弱いチームの監督をやれ〜弱小球団の監督は、巨人時代になかった苦労をする代わりに、選手を育てるという貴重な体験と勉強をすることができる
・弱いチームでは「使い捨て采配」はできない
・2015年ヤクルト・リーグ優勝の勝因はバレンティンだ〜バレンティンがいなくなって、他の選手が必死になって団結し、若手が目覚めた
・1年目の工藤監督は、3番柳田・4番内川・5番イ・デホ、6番松田を固定したことを評価
・工藤公康を西武で指名したときには密約はなかった。本当にダメ元で指名し、内定していた熊谷組にも丁重なお詫び・お願いにいった
・日本代表小久保監督はプレミア12では優勝できなかったが、「ベンチの先頭に立って、腕を組み、キッと目をむいてグラウンドをにらみつけている姿勢」は評価する
・楽天・大久保監督に責任はない。2013年優勝の主力メンバー(田中、マギー、ジョーンズ、山崎)が抜けたのもあるし、若手選手をきちんと育ててこなかった。オーナーが現場介入して勝てるほどプロ野球は甘くない
・選手の指導も、チームの強化も、時間と根気のいる仕事。何事も急がば回れ
・ヘッドコーチをころころ変えるな
・ヘッドコーチは監督や球団にいうべきことを言い、有効な戦略提案をするのが任務
・いくら野球が上手くても、現役生活には限りがある。引退後の一般社会での第2の人生のためにも、社会人としてどこに出しても恥ずかしくない常識やしつけをするのも監督の責務
・監督やチームのエゴで選手を殺してはいけない。能力のある選手を1日でも長く活躍させるのが監督の責任
・日本なら素質のある選手を選んで特訓をしても文句がでないが、多民族国家では平等に取り扱わないといけない

第2章 選手指導の神髄
・阿部慎之助の後継者を育てなかった巨人のコーチの責任は重い
・自然の法則に従って生きることが生活の基本
・コーチは適材適所、能力主義で編成すべき
・いつまでも時代遅れの派閥争いと保身を繰りかえしているようでは日本のプロ野球は成長しない
・日本には本物のGMはいない(役割分担があいまいで、結果が出なくてきちんと責任を取る人もいない)
・MLBのGM〜選手契約、トレード、FA,ドラフトなどチーム強化の責任者。監督は与えられた戦力で最大の成果を出す努力が課せられる
・年を取ると自然治癒力はどうしても衰える。それを改善するために食生活はじめさまざまな生活習慣を改善する必要がある
(「血液は酸性より弱アルカリ性の方が体にいい」って、その理論時代遅れ?)
・メジャー帰りの選手の契約は単年、出来高重視にしろ
>和田一浩しく同意
・守りの基本は正しい構え
・投手の基本は外角低め
・基本はシンプル〜どんな球も欲を捨てて、余計なことを考えず、(体の真ん中で)パーンとシンプルに打てばいい。重心はヘソの下
中村天風一日一話 元気と勇気がわいてくる哲人の教え366話 -
心身統一合氣道会〜積極的で、リラックスした心身の状態を会得できる武道
心身統一の四大原則
一、臍下の一点に心をしずめ統一する。
二、全身の力を完全に抜く。
三、身体の総ての部分の重みを、その最下部におく。
四、氣を出す。
心身統一合氣道の五原則
一、氣が出ている。
二、相手の心を知る。
三、相手の氣を尊ぶ。
四、相手の立場に立つ。
五、率先窮行(そっせんきゅうこう)

第3章 日本野球よ、それは間違っている!
・筋肉には太くて短い筋肉と細くて長い筋肉がある。前者は力士やレスラーなど力が強いほどいいスポーツに必要なだが、野球選手には後者が必要
・球威を上げるのは走って下半身を徹底的に鍛える
・誤審防止には、ビデオ判定より、ホームランかどうかはっきり分かるように球場の方で必要な改造・改善をする。審判に視力検査や生活チェックするなど、人を生かす方法で
・人工芝は選手にダメにする〜逆シングルではなく、両手を膝から離して前傾姿勢を取り、正面で球を取ることが大事
・送りバントでアウトカウントが一つ増えても、スコアリングポジションにランナーを進められれば、相手投手にはプレッシャーになる
・大事なことはバットの芯を外し、先端に近い部分でバント
・監督はマウンドに行け
・(中4日のメジャーとは違って、登板が週1回の)好調な先発投手は100球にこだわらずに完投させたらどうか(130球がめど)
・大学野球にも蔓延した100球病
・早大野球部OBの日ハム斎藤、西武大石がなかなか出てこないのは、大学時代の投げ込み、走り込み不足
・捕るのも打つのも、素手の手のひらの感覚こそが重要
・アメリカはよくないとわかったことはすぐ改善する(アイシング、痛み止めスプレーの廃止)
・人類は進化向上するためにある
・正しい野球は頭ではなく体で覚えろ

第4章 頑張れ!日本のコミッショナー
・巨人の賭博事件は氷山の一角〜身内からの形式的な調査では真相はつかめない
・金と欲が渦巻くプロ野球には、勝つためには手段を選ばないアンフェアな体質が存在していることは否めない
・球界の盟主・巨人で発生した野球賭博事件は、新コミッショナーが真のプロ野球改革を断行する好機
・やる気のない外国人選手には、監督・コーチは「もう使わない」と宣告するくらいの厳しい態度を示すべき。なめられてはいけない
・MLBの収入を伸ばす努力は見習うべき。
・共存共栄の哲学があるメジャーのドラフト制度
・MLBを再建した第9代コミッショナー・セリグ〜(年俸総額が一定の額を超えた球団に「贅沢税」を課する課徴金制度や、金持ち球団から収入が少ない球団に一定の利益を分配する「収入分配制度」を導入するなど)弱小球団保護と戦力均衡策を積極的に推進
・プロ野球改革5つの注文
@コミッショナーは指導者を育てる機関(プロ野球OBがプロ野球の指導者になるための「指導者育成学校」)を作れ
Aドラフト制度の改革(完全ウェーバー制へ)
BポストシーズンのCSは廃止せよ(MLBは30チームもあるが、NPBは12チームしかないのでいらない)
Cポスティングシステムなんてやめてしまえ(チームで一番いい若手を簡単に売り渡すのか?)
D選手年金を復活させよ

あとがき
・捕球は構え。打席に入ったら、ボックスの一番前(ベース寄り)に立って、来た球を何も考えずに打ち返せ


【参考書評等】
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posted by スーパーサウスポーあさちゃん。 at 06:15| 神奈川 ☔| Comment(0) | TrackBack(1) | 読書記録 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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