阪神・淡路大震災から23年 「あの日」を胸に祈りの朝 : https://t.co/GbJ6OlDaa9 pic.twitter.com/jLtQPzreYv
— 神戸新聞 (@kobeshinbun) 2018年1月16日
って、その引用Tweet。1年前のじゃん(^_^;)ここ数年午前5時46分付で黙祷Tweetしてたんですが、今朝は寝過ごした(^_^;)阪神淡路大震災の被災者に黙祷
— スーパーサウスポーあさちゃん。 (@ssasachan) 2017年1月16日


Twitterの方では挽回できないので、本エントリーの記事投稿時刻を5時46分に設定します。そして、災害関連本の紹介ができればよかったのですが、(読了して書評まで書き留め、あとは時期を見て公開するだけの状態の)ストックがなかったので、読了日が古い方からこの本。

📖言ってはいけない 残酷すぎる真実 (新潮新書)
「言ってはいけない〜」というタイトルにひかれてこの本を読んだ結果。今週から東京メトロ(地下鉄)に『言ってはいけない』のステッカーが登場します。どこかでこれに出会うかも。 pic.twitter.com/SZA0NTDVWh
— 橘 玲 (@ak_tch) 2016年8月1日
「(『残酷すぎる真実』や『不愉快な現実』というより)よくぞ(言いにくいことを)言ってくれた」という感想。
📖橘 玲「言ってはいけない 残酷すぎる真実」(新潮新書)
この社会にはきれいごとがあふれている。人間は平等で、努力は報われ、見た目は大した問題ではない――だが、それらは絵空事だ。往々にして、努力は遺伝に勝てない。知能や学歴、年収、犯罪癖も例外でなく、美人とブスの「美貌格差」は約3600万円だ。子育てや教育はほぼ徒労に終わる。進化論、遺伝学、脳科学の最新知見から、人気作家が明かす「残酷すぎる真実」。読者諸氏、口に出せない、この不愉快な現実を直視せよ。
【目次】
まえがき
I 努力は遺伝に勝てないのか
【1】遺伝にまつわる語られざるタブー
馬鹿は遺伝なのか/依存症・精神病は遺伝するのか/犯罪は遺伝するのか
〔コラム1〕遺伝率
〔コラム2〕遺伝と犯罪
【2】「頭がよくなる」とはどういうことか――知能のタブー
親の収入と子どもの学歴の関係は/人種とIQについてのタブー/差別のない平等社会をつくれないワケ/「知能格差」の真因とは
〔コラム3〕ユダヤ人はなぜ知能が高いのか
〔コラム4〕アジア系の知能と遺伝
【3】知識社会で勝ち抜く人、最貧困層に堕ちる人
経済格差の根源は何か/超高学歴でエリート主義のスノッブたち/強欲な1%と善良で貧しい99%/日本社会に潜む「最貧困層」
【4】進化がもたらす、残酷なレイプは防げるか
犯罪は「凶暴な男」の問題/進化のために赤ん坊が殺される/妻殺しやレイプを誘発する残酷な真実/オランウータンもレイプする/夫婦間のレイプはなぜ起こるのか?
〔コラム5〕実の親と義理の親の子殺し
〔コラム6〕家庭内殺人と血縁
【5】反社会的人間はどのように生まれるか
こころを支配するもの/心拍数と反社会的行動の因果関係/犯罪者になる子ども、実業家になる子ども/「発汗しない子ども」は良心を学習できない/「賢いサイコパス」と「愚かなサイコパス」/少年犯罪者や異常性欲者への驚愕の治療法/脳科学による犯罪者早期発見システム/子どもの選別と親の免許制/非科学的な人権侵害よりも脳科学による監視社会を
〔コラム7〕犯罪と妊婦の喫煙・飲酒
II あまりに残酷な「美貌格差」
【6】「見た目」で人生は決まる――容貌のタブー
写真から性格や未来がわかる/外見から知性は推測できる/「最初の直感」の的中率/「面長の顔」は「幅の広い顔」に殺されている/顔立ちによる残酷すぎる損得
【7】あまりに残酷な「美貌格差」
美人とブスでは経済格差は3600万円/「美貌格差」最大の被害者とは/会社の業績を上げる経営者の顔とは/容姿による差別を生む市場原理
【8】男女平等が妨げる「女性の幸福」について
「男と女は生まれながらにしてちがっている」/男と女は別々のものを見ている/「男らしさ」「女らしさ」の正体とは/「母性愛」のもと、オキシトシン/男女でちがう「幸福の優先順位」
〔コラム8〕女子校ではなぜ望まない妊娠が少ないのか
【9】結婚相手選びとセックスにおける残酷な現実
一夫多妻と一夫一妻はどちらが得か/メスの狡猾な性戦略/避妊法の普及が望まない妊娠を激増させる/低学歴の独身女性があぶれる理由
【10】女性はなぜエクスタシーで叫ぶのか?
ヒトの本性は一夫一妻?/睾丸とペニスの秘密/女性の性衝動は弱いのか?/チンパンジーとボノボ/農耕社会がすべてを変えた?/女性がエクスタシーで叫ぶ理由/フリーセックスのユートピアは遠い
III 子育てや教育は子どもの成長に関係ない
【11】わたしはどのように「わたし」になるのか
双生児の奇妙な類似/「高貴な血」と「穢れた血」/遺伝するもの、しないもの/「こころの遺伝」の明暗
【12】親子の語られざる真実
「氏が半分、育ちが半分」の真偽/言語・宗教・味覚にまつわる遺伝の真相/子どもはなぜ親のいうことをきかないのか
【13】「遺伝子と環境」が引き起こす残酷な真実
同じ遺伝子でもちがう性格になるケース/「選抜された22人の少年たち」の実験/黒人少年が生き延びるたったひとつの方法/英才教育のムダと「バカでかわいい女」
あとがき
注釈:参考文献
【著者情報】(「BOOK」データベースより)
橘 玲(タチバナアキラ)
1959(昭和34)年生まれ。作家。小説『マネーロンダリング』『タックスヘイヴン』のほか、ノンフィクションも著し、著作多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
【2016年4月発行/2017.11.8読了】
【備忘録】
まえがき
・ひとは幸福になるために生きているけれど、幸福になるようにデザインされているわけではない。
T 努力は遺伝に勝てないのか
・「知識社会」とは、知能の高い人間が知能の低い人間を搾取する社会ZOLに「知能や気質は、人種的ごとに遺伝的な差異がある」言ってはいけない残酷すぎる真実」がアップされました。 https://t.co/R8yO1cJvX0 ニコラス・ウェイド『人類のやっかいな遺産』の紹介です。
— 橘 玲 (@ak_tch) 2016年5月20日
・非科学的な人権侵害よりも脳科学による監査社会をなぜ、心拍数が低い人は犯罪に走りやすいのか | プレジデントオンライン | PRESIDENT Online https://t.co/ANYBE72ufz
— ねこまた (@nekomata777) 2017年11月4日
【ご参考】飲酒、喫煙と先天異常(日本産婦人科医会国立成育医療センター周産期診療部胎児診療科 左合治彦・先天異常委員会委員)
U あまりに残酷な「美貌格差」
・女の子は生まれつき人間の顔に興味を持ち、男の子は生得的に動くものに興味を持つ〜網膜と視神経の構造的な違いによるめも。人が話している所を録画した1分間の動画を見て、音声がなくても話し手の知性を判断できる。
— 守山菜穂子/ブランドコンサルタント (@nao_moriyama) 2017年3月1日
すなわち、知性は外見から推測できる。
判断材料は、視線と整った顔立ち。平均的な容貌で全体のバランスが良く好感が持てると、人は知性を感じる
-「言ってはいけない」楠 玲著/新潮新書より
・進化心理学では、社会に必要とされるのは、男女の性差をイデオロギーで否定するのではなく、両者のちがいを認めたうえで、男も女も幸福な人生を送れるような制度をめざすこと赤ちゃんの網膜には生後から画像がうつっている。20〜25cmの距離。授乳中の母親の顔がちょうどそのくらい。ただし、視神経には男女差があって、女児の方が3割ほどよく見える。白黒コントラストは特に見やすいため、女児の場合、母親の目を見ることが多く、目が合う感じがする。
— ニョコです。 (@nyoko_cheke) 2011年1月19日
・人間には「幼年時代を共有した異性には性的関心を抱かない」という本性が埋め込まれている
今日の人類学の脱線話、面白かった。
— ささみしゅう(汎用) (@callettegriffin) 2013年12月26日
Q.なぜヒトは恋をするのか
A.メスの発情期が隠蔽されているから、複数メスと交尾し確実に妊娠させるにはコストがかかりすぎる。1個体に集中(=恋)して適応度あげる方向に淘汰圧がかかった。
そういう発想したことなかったな。
「クーリッジ効果」新しいメスの存在がオスの行動に刺激を与えること。米国30代大統領カルヴィン・クーリッジの逸話。新車やモデルチェンジなど。ホームページ、SNS等常に新しい情報を発信、更新しているものにリピーターは定着する、など。
— WEBマーケティングに役立つ心理法則 (@satorishinri50) 2017年11月3日
「女性はなぜあの時に声を出すのか?」をアップしました。 https://t.co/6eJeybCoZq なぜかはちょっと書けません。新刊『言ってはいけない』の紹介です。
— 橘 玲 (@ak_tch) 2016年5月2日
"旧石器時代の人類は集団内の女性を男たちで共有する、ボノボのような乱婚だったと考える。彼らは別の部族と出会うと女たちを交換し、新しく集団に迎え入れられた女は乱交によって歓迎される。旧石器時代の環境を考えれば、そのほうが進化... https://t.co/MGCH9Ks0dp
— ふかい たかあき (@fukaitakaaki) 2016年7月16日
進化生物学では
— なおみ🍭 (@tt20795417) 2017年1月16日
人の本性は乱婚だって言ってる
(いきなり!!笑)
純潔や純愛は迷信らしい
中国のモソ族は母系社会の通い婚
男の人は仕事しないんだって
いろいろだね〜🐶💨💨
V 子育てや教育は子どもの成長に関係ない
・遺伝の正確な知識を得ることは「血の呪縛」から抜け出すことでもある橘玲『言ってはいけない』p204〈20世紀半ば以降は人種差別やホロコーストの悲劇を経て「穢れた血が子供に引き継がれる」という考え方はタブーとされた。だったら高貴な血の神話も一緒に捨て去らなければならないが、そうすると王制〈天皇制〉の根拠がなくなってしまうので、こちらは残すことに…
— ハイジ・ヒロリン・モコ(*^^*) (@ayachacomio) 2016年11月21日
知能や性格といった、人間の心ははたして遺伝するのか。遺伝するとしたら、どれくらいの影響を与えているのか。これを科学によって明かにするのが行動遺伝学という学問分野であり、中心となる手法が「双生児法」です。
— 親子チョコ♥(親子で、ちょこっと。。。) (@oyakochoko) 2017年10月17日
双子で「遺伝」を科学する https://t.co/Ifqjd2cpR2 pic.twitter.com/rT7lwx11uN
「親は子どもの性癖を自由にしつけられるのか?」をアップしました。 https://t.co/zMUoOepaGi 拙著『言ってはいけない』でも書きましたが、「子育て神話」によって親を一方的に悪者にするのはいい加減にやめましょう。
— 橘 玲 (@ak_tch) 2016年9月20日
家庭が子どもの性格や社会的態度、性役割に与える影響は皆無で、認知能力や才能ではかろうじて言語を教えることができるだけ。それ以外に親の影響が見られるのはアルコール依存症と喫煙のみだ【言ってはいけない 残酷すぎる真実】https://t.co/0kGx5tM8U8
— 今すぐ使える!仕事に役立つ名言BOT (@ideahacks2) 2017年11月6日
・知的能力を伸ばすなら、よい成績を取ることがイジメの理由にならない学校(友だち集団)を選ぶべき。同様に芸術的才能を伸ばしたいなら、風変わりでも笑いものにされたり、仲間はずれにされたりしない環境が必要だろう・子どもは、自分と似た子どもに引き寄せられる。
— とわのまる (@z_c5j) 2017年1月31日
・子どもは、自分が所属する集団に自己を同一化する。
・子ども集団は、他の子ども集団と対立する(子ども)文化をつくる。
・集団のなかの子どもは、仲間と異なる人格(キャラ)を演じることで、集団内で目立とうとする。
(後略
あとがき
新刊『言ってはいけない 残酷すぎる真実』の「あとがき」をアップしました。https://t.co/4SqlnHADDf
— 橘 玲 (@ak_tch) 2016年4月16日
註釈:参考文献(一部紹介)







【参考書評等】
・琥珀色の戯言
・劣性遺伝のタブー視について/こどもいろ.COM
・『言ってはいけない』は、ホントにタブーか?/osawatatuoの日記
・鬱、犯罪、馬鹿は遺伝する。『言ってはいけない 残酷すぎる真実』【本感想】/漫画ギーク記
・Amazon書評
・楽天ブックス書評
・読書メーター


