2018年01月17日

阪神・淡路大震災から23年の件を前振りに、橘 玲「言ってはいけない 残酷すぎる真実」

って、その引用Tweet。1年前のじゃん(^_^;)ここ数年午前5時46分付で黙祷Tweetしてたんですが、今朝は寝過ごした(^_^;)
大地が震えた日〜阪神・淡路大震災〜 - 阪神・淡路大震災20年報道記録 -
Twitterの方では挽回できないので、本エントリーの記事投稿時刻を5時46分に設定します。そして、災害関連本の紹介ができればよかったのですが、(読了して書評まで書き留め、あとは時期を見て公開するだけの状態の)ストックがなかったので、読了日が古い方からこの本。
言ってはいけない 残酷すぎる真実 (新潮新書) -
📖言ってはいけない 残酷すぎる真実 (新潮新書)
「言ってはいけない〜」というタイトルにひかれてこの本を読んだ結果。

(『残酷すぎる真実』や『不愉快な現実』というより)よくぞ(言いにくいことを)言ってくれた」という感想。

📖橘 玲言ってはいけない 残酷すぎる真実」(新潮新書
この社会にはきれいごとがあふれている。人間は平等で、努力は報われ、見た目は大した問題ではない――だが、それらは絵空事だ。往々にして、努力は遺伝に勝てない。知能や学歴、年収、犯罪癖も例外でなく、美人とブスの「美貌格差」は約3600万円だ。子育てや教育はほぼ徒労に終わる。進化論、遺伝学、脳科学の最新知見から、人気作家が明かす「残酷すぎる真実」。読者諸氏、口に出せない、この不愉快な現実を直視せよ。

【目次】
まえがき

I 努力は遺伝に勝てないのか
【1】遺伝にまつわる語られざるタブー
馬鹿は遺伝なのか/依存症・精神病は遺伝するのか/犯罪は遺伝するのか
〔コラム1〕遺伝率
〔コラム2〕遺伝と犯罪
【2】「頭がよくなる」とはどういうことか――知能のタブー
親の収入と子どもの学歴の関係は/人種とIQについてのタブー/差別のない平等社会をつくれないワケ/「知能格差」の真因とは
〔コラム3〕ユダヤ人はなぜ知能が高いのか
〔コラム4〕アジア系の知能と遺伝
【3】知識社会で勝ち抜く人、最貧困層に堕ちる人
経済格差の根源は何か/超高学歴でエリート主義のスノッブたち/強欲な1%と善良で貧しい99%/日本社会に潜む「最貧困層」
【4】進化がもたらす、残酷なレイプは防げるか
犯罪は「凶暴な男」の問題/進化のために赤ん坊が殺される/妻殺しやレイプを誘発する残酷な真実/オランウータンもレイプする/夫婦間のレイプはなぜ起こるのか?
〔コラム5〕実の親と義理の親の子殺し
〔コラム6〕家庭内殺人と血縁
【5】反社会的人間はどのように生まれるか
こころを支配するもの/心拍数と反社会的行動の因果関係/犯罪者になる子ども、実業家になる子ども/「発汗しない子ども」は良心を学習できない/「賢いサイコパス」と「愚かなサイコパス」/少年犯罪者や異常性欲者への驚愕の治療法/脳科学による犯罪者早期発見システム/子どもの選別と親の免許制/非科学的な人権侵害よりも脳科学による監視社会を
〔コラム7〕犯罪と妊婦の喫煙・飲酒

II あまりに残酷な「美貌格差」
【6】「見た目」で人生は決まる――容貌のタブー
写真から性格や未来がわかる/外見から知性は推測できる/「最初の直感」の的中率/「面長の顔」は「幅の広い顔」に殺されている/顔立ちによる残酷すぎる損得
【7】あまりに残酷な「美貌格差」
美人とブスでは経済格差は3600万円/「美貌格差」最大の被害者とは/会社の業績を上げる経営者の顔とは/容姿による差別を生む市場原理
【8】男女平等が妨げる「女性の幸福」について
「男と女は生まれながらにしてちがっている」/男と女は別々のものを見ている/「男らしさ」「女らしさ」の正体とは/「母性愛」のもと、オキシトシン/男女でちがう「幸福の優先順位」
〔コラム8〕女子校ではなぜ望まない妊娠が少ないのか
【9】結婚相手選びとセックスにおける残酷な現実
一夫多妻と一夫一妻はどちらが得か/メスの狡猾な性戦略/避妊法の普及が望まない妊娠を激増させる/低学歴の独身女性があぶれる理由
【10】女性はなぜエクスタシーで叫ぶのか?
ヒトの本性は一夫一妻?/睾丸とペニスの秘密/女性の性衝動は弱いのか?/チンパンジーとボノボ/農耕社会がすべてを変えた?/女性がエクスタシーで叫ぶ理由/フリーセックスのユートピアは遠い

III 子育てや教育は子どもの成長に関係ない
【11】わたしはどのように「わたし」になるのか
双生児の奇妙な類似/「高貴な血」と「穢れた血」/遺伝するもの、しないもの/「こころの遺伝」の明暗
【12】親子の語られざる真実
「氏が半分、育ちが半分」の真偽/言語・宗教・味覚にまつわる遺伝の真相/子どもはなぜ親のいうことをきかないのか
【13】「遺伝子と環境」が引き起こす残酷な真実
同じ遺伝子でもちがう性格になるケース/「選抜された22人の少年たち」の実験/黒人少年が生き延びるたったひとつの方法/英才教育のムダと「バカでかわいい女」

あとがき
注釈:参考文献

【著者情報】(「BOOK」データベースより)
橘 玲(タチバナアキラ)
1959(昭和34)年生まれ。作家。小説『マネーロンダリング』『タックスヘイヴン』のほか、ノンフィクションも著し、著作多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
【2016年4月発行/2017.11.8読了】

【備忘録】
まえがき
・ひとは幸福になるために生きているけれど、幸福になるようにデザインされているわけではない。
T 努力は遺伝に勝てないのか
・「知識社会」とは、知能の高い人間が知能の低い人間を搾取する社会
・非科学的な人権侵害よりも脳科学による監査社会を
【ご参考】飲酒、喫煙と先天異常(日本産婦人科医会国立成育医療センター周産期診療部胎児診療科 左合治彦・先天異常委員会委員)

U あまりに残酷な「美貌格差」
・女の子は生まれつき人間の顔に興味を持ち、男の子は生得的に動くものに興味を持つ〜網膜と視神経の構造的な違いによる
・進化心理学では、社会に必要とされるのは、男女の性差をイデオロギーで否定するのではなく、両者のちがいを認めたうえで、男も女も幸福な人生を送れるような制度をめざすこと
・人間には「幼年時代を共有した異性には性的関心を抱かない」という本性が埋め込まれている

V 子育てや教育は子どもの成長に関係ない
・遺伝の正確な知識を得ることは「血の呪縛」から抜け出すことでもある
・知的能力を伸ばすなら、よい成績を取ることがイジメの理由にならない学校(友だち集団)を選ぶべき。同様に芸術的才能を伸ばしたいなら、風変わりでも笑いものにされたり、仲間はずれにされたりしない環境が必要だろう

あとがき

註釈:参考文献(一部紹介)
遺伝子の不都合な真実―すべての能力は遺伝である (ちくま新書) - DNAから見た日本人 (ちくま新書) - 最貧困女子 (幻冬舎新書) - 美貌格差: 生まれつき不平等の経済学 - 性の進化論――女性のオルガスムは、なぜ霊長類にだけ発達したか? - 子育ての大誤解―子どもの性格を決定するものは何か - 暴力の人類史 上 -

【参考書評等】
琥珀色の戯言
劣性遺伝のタブー視について/こどもいろ.COM
『言ってはいけない』は、ホントにタブーか?/osawatatuoの日記
鬱、犯罪、馬鹿は遺伝する。『言ってはいけない 残酷すぎる真実』【本感想】/漫画ギーク記
Amazon書評
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posted by スーパーサウスポーあさちゃん。 at 05:46| 神奈川 ☔| Comment(0) | 読書記録 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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