2018年02月06日

フットサル日本代表のアジア選手権1次リーグ首位通過の件などを前振りに、佐高 信「巨大ブラック企業」

まずは、「AFCフットサル選手権チャイニーズ・タイペイ2018」1次リーグ第3戦【日本代表vs.ウズベキスタン代表】の件。
見逃した方のために、ダイジェスト動画付のTweetを貼っておきます。
自分もウズベキスタン先制のところだけはLiveでは見ていないのですが…
さらに詳しいことはこちらをご覧いただくとして、
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2006正月_台北COL.jpg
台湾に行きたいわん!」とオヤジギャクも言う余裕もない方が最近増えているような気がしますが…
という流れでこの本。
巨大ブラック企業 - 📖巨大ブラック企業

ブラック企業とは、本来どういう意味なのかを厚生労働省のHPにあたってみた結果。
厚生労働省においては、「ブラック企業」について定義していませんが、一般的な特徴として、@ 労働者に対し極端な長時間労働やノルマを課す、
A 賃金不払残業やパワーハラスメントが横行するなど企業全体のコンプライアンス意識が低い、
B このような状況下で労働者に対し過度の選別を行う、
などと言われています。
その意味から言えば、ここにあげた5社とも(一般的な意味合いでの)ブラック企業とは違うような気が…

要は、本書ではブラック企業とは著者が嫌いな企業のことだと思っていいでしょう。

📖佐高 信「巨大ブラック企業」(河出書房新社
【内容情報】(「BOOK」データベースより)
日本を代表する5大企業の底知れぬ闇を、すべて暴く。

【目次】
第1章 東京電力
東電の知られざるブラックぶり
巨大ブラック企業と及び腰メディア/安全神話をデッチ上げる/帝国の暗黒/何が大事故を生んだか
対談「東電と原発と戦争」斎藤貴男×佐高信
東電がつくった戦後保守論壇/東電のメディア支配/原発推進なら1億円/逮捕された福島県知事/総力戦と電力国家管理/原発事故が起きても他人事/原発はインフラシステム輸出の要/原発と集団的自衛権/東電は帝国主義の特区

第2章 東芝
東芝凋落の根本原因
秘密組織「扇会」の存在/石坂泰三と土光敏夫/職場八分と暴行事件/東芝の軍事技術
対談「ソニーと東芝はどう違うか」辻野晃一郎×佐高信
東芝の粉飾決算/企業は忖度社会/言葉で確認し合うのが基本/東芝の禊研修/個を犠牲にせず、個を活かす/東芝と原発ビジネス/チャレンジしない人が出世してしまう/優良な半導体ビジネスが犠牲に/問題者をあぶり出す扇会/洗脳する文化/ソニーの自由闊達さ/松下はソニーから盗んだ/毅然として訴訟に臨んだ盛田昭夫/コンテンツビジネスの源流はソニー/フランクにオープンに、器を示せ

第3章 日本航空
日航は政治企業である
日航が排除した小倉寛太郎/企業内ファシズム/中曽根の奸計/追われた稲盛和夫
対談「日航に注ぎ込まれた国民の税金」森功×佐高信
異様にタカビーな企業/中曽根民活とJAL利権/日航は時の権力者に利用されてきた/アルバイトスチュワーデス問題/地方空港はすべて赤字/日航への桁外れの優遇/今や稲盛教的な会社/切腹誓約書を書かせる/『沈まぬ太陽』の主人公・小倉寛太郎/血税が日航を支える構造

第4章 トヨタ
トヨタ絶望工場の現在
いち早く派遣切りに乗り出す/社員のことは二の次/閉鎖的企業王国/福澤幸雄事件
対談「トヨタ スキャンダル事件史」井上久男×佐高信
トヨタは豊田家のものなのか/挙母市が豊田市に/批判に耳を貸さない体質/田舎企業と忖度/かんばん方式の功罪/下請け会社との関係/手を汚さず派遣切り/ロナルド・ドーアとトヨタのやりとり/奥田碩はまともな経営者か/警察よりもトヨタが強い/飼い慣らされたメディア

第5章 松下電器(パナソニック)
松下PHP教の実態
松下幸之助と本田宗一郎/消費者無視の「経営の神様」/増殖する「幸之助神話」/松下の「宗教的雰囲気」/松下未熟塾の卒業生たち
対談「幸之助と松下電器、骨肉の昭和史」立石泰則×佐高信
松下は戦犯企業か/幸之助の変わり身の早さ/PHP神話を破壊する/松下には出入り禁止/総会屋と繫がる広報/会議に人事部員が参加/「技術のソニー」の伝説/熟練のエンジニアがリストラされていく/PHP教と根源様/改竄された幸之助の肉声/コンプレックスが生んだ松下政経塾/「お上」意識が抜けなかった幸之助/コンピューターに投資した先見/『AERA』事件はなぜ起きたか/死者を出したストーブ/批判を聞かなければ再生はない

【著者情報】(「BOOK」データベースより)
佐高 信(サタカマコト)
1945年、山形県酒田市生まれ。高校教師、経済誌の編集長を経て評論家となる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
【2017年9月発行/2017.11.25読了】

【備忘録】
はじめに
激論! 安倍政権崩壊 -
・ワタミなどの中堅企業のブラックさは見えやすいが、巨大企業のブラックさはわかりやすくない

第1章 東京電力
・人々の電気代をもとにマスコミに保守反動言論をつくりあげてきた「東電」
核燃料―探査から廃棄物処理まで (1977年) - ←逃げまくる著者
東京電力・帝国の暗黒 - 知事抹殺 つくられた福島県汚職事件 -
・広告など本来は必要のない電力会社の広告は、メディアに金をばらまいて言うことを聞かせること
原発文化人50人斬り - 民意のつくられかた (岩波現代文庫) -
・東電は役所と会社の悪いところだけを合金した会社
・道州制は行政と電力の一体化を志向

第2章 東芝
・画一的な人事体制で社内ファシズムというべき体制を構築して破綻した「東芝」
・昔のように全体とか国とか組織のために個が犠牲になるのではなく、今は個を活かすことによってそれを組織の繁栄とか国の活力につなげていく方向を目指さなければならない
・批判してくれる存在は大事。今はインターネットの時代で透明化しているゆえ、逃げ隠れ言い訳はすればするほど状況は不利になる


第3章 日本航空
・時の政権に利用し尽くされてきた政治企業である「日航」
沈まぬ太陽 文庫 全5巻 完結セット (新潮文庫) [文庫] [Jan 01, 2002] [文庫] [Jan 01, 2002] [文庫] [Jan 0... - 腐った翼 JAL65年の浮沈 (講談社+α文庫) - 血税空港 本日も遠く高く不便な空の便 (幻冬舎新書) -
・関西の経済人は思い切ったことをする。関東の経営者はしがらみが邪魔するところもあるかもしれない

第4章 トヨタ
・内には優しいが臨時工や派遣労働者にはきびしい「トヨタ」
トヨトミの野望 小説・巨大自動車企業 - 決断 - 私の履歴書 (日経ビジネス人文庫) -
田舎の3年、京の昼寝
福澤幸雄事件
自動車絶望工場―ある季節工の日記 -

第5章 松下電器(パナソニック)(松下PHP教の実態
・松下教ともいえる宗教的支配をもとにした量産体制で成長してきた「松下(パナソニック)」
復讐する神話―松下幸之助の昭和史 (文春文庫) -
松下幸之助の憂鬱 (文春新書) -
・ソニーは市場を作る会社、松下は既に市場があるところで「廉価で良質な」製品をたくさん売る会社
・批判に向き合うことなしに再生なし

【参考書評等】
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posted by スーパーサウスポーあさちゃん。 at 08:00| 神奈川 ☁| Comment(0) | 読書記録 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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