2018年12月31日

第97回全国高校サッカー選手権大会開幕の件などを前振りに、年末につき「2018長谷川慶太郎の大局を読む」の予想を検証【4年連続5回目】+2018年大雑把な振り返り

昨日の午前中は家の中の大掃除で、遅めの昼食を終えてブログ更新までの流れで「第97回全国高校サッカー選手権大会」開幕戦が始まってしまい、結局TV中継の最後まで視聴も…

せめて、中継終了前にネットでLIVE中継していることを伝えてくれれば…
20181230_高校サッカー開幕戦.PNG
ハイライト動画/フルマッチ動画(前半後半)】
那覇西高校ゴールキーパー新垣くん半端ないって。アイツ半端ないって。
PK戦でシュート止めた後、自分でPK決めてチームを勝たせるだもん。そんなん出来ひんやん、普通。
という結末だったようですが、さらに詳しいことはこちらをご覧いただくとして、
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結局、こちらの番組は寝落ちしていて見てないし、録画もしてないので、詳しいことはこちらからでもご覧いただくとして、
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その次の番組「クイズ☆正解は一年後」の女性MCの旦那さんが来年出るかもしれんと心配している野球クラスタは自分だけではないはず(^_^;)
それはさておき、今日は大晦日(12月31日)ということで、毎年恒例のこのシリーズ本の予想検証。
2018長谷川慶太郎の大局を読む -
📖2018長谷川慶太郎の大局を読む -

この本は2017年10月12日に発売開始となってますが、印刷工程を考慮するとその1か月前の9月10日前後には校了(原稿が確定し、あとは印刷するだけの状態)したものと思われます。

ということで、(発売時にはまだ予測の段階も、読了した時点で既に結果が出ている)2017年10月22日投開票の第48回衆議院総選挙については「(民進党の失態と小池新党の準備不足のタイミングを狙った)安倍政権が総選挙で負ける理由はない」と予想し、見事に当ててます。
(そんなに難しい予想でもないですが)
【過去の「○○○○年 長谷川慶太郎の大局を読む」の予想の検証エントリー】
2017年
2016年
2015年
2013年


📖「2018長谷川慶太郎の大局を読む」(徳間書店
【内容情報】(出版社より)
今、世界は3人のアナクロニストと一人の核信者によって引っかき回されている。20世紀の遺産である自由主義貿易を否定するトランプ。ウクライナのクリミア半島に侵略した帝国主義者プーチン。西洋の民主主義の価値観は間違っているとウソぶく独裁者習近平。小物だが核信者の金正恩。この4人の動向を注視すれば2018年の世界の流れは読み解ける。時代の潮流は多少の紆余曲折を経ながら「経済の合理性」(文中詳述)に導かれていくと著者は説く。

【内容情報】(「BOOK」データベースより)
3人のアナクロニストと1人の核信者に引っ掻き回される世界秩序。

【目次】(「BOOK」データベースより)
第1章 沈没寸前トランプ丸の針路が見えた!!
(トランプ大統領が生き残る条件/オバマケア撤廃をなぜできない!! ほか)
第2章 安倍政権の命運を占う
(国際社会を意識した政治と外交/支持率が急落した安倍内閣 ほか)
第3章 拡大する「金融&分裂」危機の欧州
(EU離脱でジリ貧のイギリス/政権が代わっても改革が遠いフランス ほか)
第4章 毛沢東になって習近平は何を目指す
(資本流出と企業経営への共産党の介入/共産党大会に向けて独裁体制を固める習近平)

【著者情報】(「BOOK」データベースより)
長谷川慶太郎(ハセガワケイタロウ)
国際エコノミスト。1927年京都生まれ。1953年大阪大学工学部卒。新聞記者、雑誌編集者、証券アナリストを経て、1963年独立。1983年『世界が日本を見倣う日』で、第3回石橋湛山賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
【2017年10月発行/2018.2.28読了】

【備忘録および書いてあることの検証】(◯はおおむね当たりの方向性と管理人自身が評価するもの)
まえがき
・トランプ大統領の行おうとしている二国間貿易でのアメリカの貿易赤字解消策は必ず相手国の報復を生み世界経済が縮小の方向に向かわざるを得なくなる。そうなると「貧富の格差の拡大」はますます広がり世界の不安定要因は極大化する ◯
・ロシアは経済力の割には過大評価されている。名目GDPでは世界12位・約140兆円(11位の韓国・約155兆円より下)

第1章 沈没寸前トランプ丸の針路が見えた!!
・(本書校了段階:2017年9月現在。以下同じ)立法措置を伴う公約は何も実現できていない 
・トランプ大統領は、政権を維持するために共和党本来の政策(小さな政府や自由貿易)に戻っていきそうである
・保護主義を選べば、アメリカは世界で孤立。孤立にはそう長くは耐えられないから自由貿易に戻らざるを得ない。TPPへの復帰が求められる
・デフレ時代は小さな政府以外に選択肢はない。債務膨張を招きやすい国債発行についても、基本的には前述した税収の一時的な補填、老朽化したインフラの修復・改善など以外では許してはならない
・(オバマケアの撤廃ができないのは)社会保障制度というものはいったん仕組みが成立すると変えるのが非情に難しいのと、トランプ大統領の指導力不足
・トランプ大統領はロシアゲートで辞任することはないものの、目玉の公約に行き詰まったり、なおも保護主義を含むアメリカ・ファーストに固執したりするならば辞任するしかないだろう
・核開発放棄しか金正恩が生き延びる道はない ◯

第2章 安倍政権の命運を占う
・日本の国際的な地位な高さに応じた役割と発言力を持つためにNATOに加盟せよ
・韓国・文在寅政権が蒸し返してきた慰安婦・徴用工問題は放っておけ
・森友・加計問題は大したことはないと思うが、安倍政権には丁寧に説明しようという努力が欠かせない
・やる気のない学生・生徒に高校・大学に行かせても国費の無駄遣い。大学の教育の質の向上のために、量の点でも整理・統合が欠かせない ◯
>日大ラグビー部などのパワハラ問題や多くの大学の医学部で発覚した入試不正問題は、この流れにもっていくために世論を喚起していると思ってます。

・戦争ならインフレ、平和ならデフレ
・日銀も出来る限り早く水ぶくれしている総資産の削減に乗り出すべき
・景気引き上げには日銀によるETF購入よりも原発の再稼働の方がはるかに効果的
→化石燃料のコスト増による電気料金値上げに起因する消費減少
・デフレ時代は小さな政府の国が繁栄する
・日立、三菱、東芝の原子力事業の統合には反対。役人が経営に首を突っ込んでうまくいったためしはほとんどない ◯
・経済を活性化させ、技術を進歩させるのは自由競争しかない
・世界の四大陣営でEVの先陣を切るのは三菱自動車を擁する日産
>それなのに、やっちまった日産(^_^;)


第3章 拡大する「金融&分裂」危機の欧州
・Brexitがきっかけとなってイングランド、スコットランンド、ウェールズ、北アイルランドが分裂するかもしれない(分裂だけは阻止しないといけない)
・マクロン大統領(仏)は歯を食いしばって労働市場改革の実現に取り組むべき
・政治的な性格を除いて経済的な性格だけをEUに残すという選択をしないでEUを維持していこうとするなら、今後金融機関のリストラを早く実現した国が勝ち
・メルケル首相の四選でドイツの国力はさらに高まっていく


第4章 毛沢東になって習近平は何を目指す
・共産党が強権的に民間企業の経営に介入しても現実にはできるはずがない。無理にやろうとすれば民間企業はどんどん潰れて中国経済が立ち行かなくなる
・ネット通販と広がる自由主義市場経済に統制経済は対抗できない ◯



【参考書評等】
うしこの毒吐き部屋
Amazon書評
読書メーター
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2019 長谷川慶太郎の大局を読む
ということで、来年は2019年版を読んで、年末に検証というのをまたやりたいと思いますが、管理人自身の今年の大雑把な振り返り。
【以下、気づいたことがあれば追記するかも】
posted by スーパーサウスポーあさちゃん。 at 07:43| 神奈川 ☀| Comment(0) | 読書記録 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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