2018年03月07日

イチロー、マリナーズ復帰の件を前振りに、「野村のイチロー論」+阪神のオープン戦など

昨日のエントリーは、前の日の晩に原稿を書き上げて午前7時ちょうどに公開されるよう設定しておいたので、その間に出てきたこのニュースにはまったく触れることは出来ず。
というお約束のツッコミはさておき、イチローの件が出てきたところで、ちょうど読み終えたばかりのこの本。
野村のイチロー論 - 📖野村のイチロー論

ノムさんももうネタがなくなったので、ついに関係性の薄いイチローまで(^_^;)

それはさておき、「今はTVで『喝!』ばっかり言っている張本だが、あれほど野球を私物化したバッターもいない」とか「安打製造機は守っても安打製造機」にはワロタ
それと、この第2回WBC決勝でのイチローの決勝タイムリーの前振りに、城島のリード批判とわね(^_^;)

📖野村克也「野村のイチロー論」(幻冬舎
【内容情報】(出版社より)
正直に言う。私はイチローが好きではない。
しかし、彼の才能に最初に目をつけたのはこの俺だ。
名将がはじめて書いた 天才イチローvs凡人野村 究極の野球人間論

【もくじ】
第1章 イチローは本当に天才なのか イチローのバッティングを分析する
天才とは何か/選球眼ならぬ「選球体」/変化球を待ちながらストレートを打つ/つまらせるのも技術のうち?/イチロー・ルーティーンに意味はあるのか?/努力の天才 ほか

第2章 イチローと私
「ええ選手やな……」/首脳陣に否定された“振り子打法”/「お手上げです」/イチロー攻略法はあるのか/もしイチローがヤクルトに来ていたら…… ほか

第3章 イチローがメジャーに与えた衝撃
海を渡ったはじめてのバッター/スモール・ベールボールの復権/ワンバウンドをファールして、「もらった!」/“持っている”男 ほか

第4章 イチローの「言葉」を読み解く
「結果はあとからついてくるという感覚は、たぶん持てないだろうし、持ちたくもない」
「楽しんでやれとよく言われますが、僕にはその意味がわかりません」
「僕のなかのスランプの定義というのは、感覚をつかんでいないことです」
「初心を忘れないことっていうのは大事ですが、初心でプレーしてはいけないのです」 ほか

第5章 イチローはONを超えたのか?
首位打者に左バッターが多い理由/イチローが憧れた天才/二代目ONの器だった松井/攻・走・守 すべて超一流はイチローだけ/“人の気”をつかめなかった落合/イチローはONを超えたのか ほか

第6章 イチローは変わったか
イチローを認めなかった私/フォアボールはつまらない/チームで浮いていたイチロー/マスコミ軽視はファン軽視/原因は仰木に甘やかされたこと/WBCで変わったイチロー ほか

【著者情報】(「BOOK」データベースより)
野村克也(ノムラカツヤ)
1935年、京都府生まれ。54年、京都府立峰山高校卒業。南海ホークス(現・福岡ソフトバンクホークス)にテスト生として入団。首位打者1回、本塁打王9回、打点王7回、MVP5回、ベストナイン19回、ダイヤモンドグラブ賞1回などの成績を残す。65年には戦後初の三冠王(史上2人目)にも輝いた。70年、捕手兼任で監督に就任。73年のパ・リーグ優勝に導く。その後ロッテオリオンズ(現・千葉ロッテマリーンズ)、西武ライオンズでプレーし、80年、45歳で現役引退。89年、野球殿堂入り。現在は野球評論家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
【2018年1月発行/2018.3.5読了】

【備忘録】
はじめに
・私はイチローと同じチームになったことはないし、つきあいがあるわけでもない。ゆえに誤解や思い込みもあるだろう。だが、人間的にも、利害においても、まったく無関係だからこそ見えることがあるし、いえることもある。そして、たいがいはそうした評価のほうが正鵠を得ているものだ。

第1章 イチローは本当に天才なのかーイチローのバッティングを分析する
・イチローは、変化球を苦にしないバッター
・意識するのは「グリップを残す」こと。バッティングは、足→腰→腕の順で動かしてこそ、しっかりとした打球が打てる。
・私(著者:野村克也、以下同じ)のスランプ脱出法はボールを「見る」こと⇔イチローは「目」を使ってボールを見ると不振に陥る
・イチローは前後には盛大に動いても、上半身が動くことはない。基本はセンター返し
・「小事に気づく」「小事を大切にする」ことは、一流選手に共通する条件
・バッターというものは、バッターボックスに入ると不安で不安でしかたないもの。私もそうだった。イチローもあの一連の動作でリズムをつくり、不安を解消し、集中しようとしているのではないか
・イチロー「丈夫さ=柔らかさ。そしてバランス」には私も同感。ケガをしにくい身体づくりと、ケガを未然に防ぐプレーの実践が、イチローが衰えを感じさせない肝
・長嶋もイチローも努力の天才


第2章 イチローと凡人野村
・私がイチローのような天才タイプ(身体が勝手に反応するタイプ)に対し「配球を読め」と言ったら、かえって混乱し、打てなくなるだろうと思う。小早川や山崎武司のように天性だけでは反応できなくなったときにアドバイスをする
・私が監督なら、イチローはショートで使ってみたい(外野手をやらせておくには、守備機会が少なすぎでもったいない)

第3章 イチローがメジャーに与えた衝撃
・私の現役時代ならメジャーと日本の実力差は歴然としていたから、王でも年間20本塁打打てるかどうかだっただろうが、イチローの渡米時には球団数が増えた(16→30)の影響もあり、イチローが通用することに疑いはまったくなかった
・イチローの活躍はスモール・ベースボールの復権

第4章 イチローの「言葉」を読み解く
【イチローの発言に同意できるもの(例示)】
・(自らの名を冠した学童野球大会でのあいさつ)結果ではなくて、プロセスのなかで自分がどうあったかがすごく大事
・(メジャー最多安打記録更新時)小さいことを重ねるのが、とんでもないところに行くただひとつの道と思う
・楽しんでやれとよく言われますが、僕にはその意味がわかりません
・長く続く発見は、凡打をして、その凡打の理由がわかったとき
・自分にとっていちばん大切なことは、試合前に完璧な準備をすること
・考える努力を惜しむと、前に進むことを止めてしまうことになります
・つねに先のことを予測する習慣をつけることは、大事だと思います

【相容れないもの(例示)】
・(「数字を意識するか?」の質問に対し)結果はあとからついてくるという意識は、たぶん持てないだろうし、持ちたくもない。しっかり結果を追い求めて、追いかけたい⇔凡人はチームのために何ができるか、何をなすべきかを考えたほうが不思議と結果もよくなるもの
・第三者の評価を意識した生き方はしたくありません。自分が納得した生き方をしたいです⇔自分が納得するのではなく、他人を納得させる生き方を目指すべき
・小さなことでも満足するのはすごく大事⇔自信を持つことは大事だが、満足すべきではない。成長が止まる

第5章 イチローは王・長嶋を超えたのか?
・落合は「素人にできないことをあたりまえにやること」がプロであると考えていたのかもしれないが、それだけではお客さんを喜ばすことはできない

第6章 イチローは変わったか
・イチローは勝負でかけ離れたところでプレーしていた(チームより自分優先に見えた)〜張本も同様
・「中心なき組織は機能しない」(チームが弱いから個人記録に走ったのも仕方がないとも言えるが、個人記録優先だからチームが弱かったとも言える)
・マスコミ軽視はファン軽視(落合も同様)〜マスコミに取り上げてもらえるだけでも幸福。わからないなら教えてやれ
・ON、松井秀喜は「自分たちがプロ野球を背負っているんだ」という意識をいつも忘れず(マスコミ対応も含め)行動していた
・監督が人間教育もせず、先輩も自分中心であれば、新人選手も人間性を育てず、個人中心になっていく
(野村監督時代の阪神、近鉄。西武時代の清原)
・第2回WBCを通じてイチローも「チームが勝たないと意味がない」と思い始めたようだ
・ヤンキースへの移籍も影響していただろう


【参考書評等】
Takechanmanの気ままなブログ
あしボク編集Blog
リフレッシュコミュニケーションズ 吉田幸弘
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Amazon書評
読書メーター
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イチローの話はここまでにして、次は阪神タイガースのオープン戦の件。出先でたまたまDAZNの中継が流れていたのでしばし視聴。
ここまでは申し分ない良い出来だったので解説の上田次朗氏も「開幕投手もあり」とか言ってたんですが…
ここから崩れだし、続く筒香にレフト前ヒット。
ロペスにHR打たれた以外はおおむね好評価の模様。
さらに詳しいことはこちらをご覧いただくとして、
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昨日あったACL(Jクラブがらみ)2試合の件はこれだけ載せて、今日のルヴァン杯やACLの残り2試合の件とまとめて明日のエントリーに掘り下げますので関連情報はこちらをご覧ください。
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posted by スーパーサウスポーあさちゃん。 at 08:00| 神奈川 ☁| Comment(0) | 読書記録 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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