2019年05月17日

5/16のプロ野球の件を前振りに、清水英斗「日本サッカーを強くする観戦力」

最初に、昨日(5/16)のプロ野球の結果は以下のとおり。
去年の楽天主催ゲームでは三木谷会長がイニエスタ連れてきてるし(^_^;)
そのあたりも踏まえて、個々の試合に関する詳しいことや総括はこちらをご覧いただくとして、
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イニエスタの話を出してきたところで、今回のメイントピックはこの本の件。
日本サッカーを強くする観戦力📖日本サッカーを強くする観戦力

タイトルから想定していたのは、主に⚽観戦のときに見るポイントを解説しているのと思いきや、メインは(「決定力」を主体にした)FW論。

なので、「(前略)観戦力」よりも「(前略)決定力」というタイトルにした方がもっと売れるのではないかと…

もっとも、自分自身は買ったんじゃなくて、図書館で借りたんですが(^_^;)

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📖清水英斗日本サッカーを強くする観戦力WAVE出版
愛する国を、クラブを強くするのは、ファンやサポーターの「観戦力」だ!
サッカーの主役は選手や監督だが、この本の主役は試合を“観戦”する「あなた」だ。
どれだけボールを回しても、鉄壁の守備を誇っても、サッカーでは点を取らなければ試合に勝てない。
相手より1点でも多く点を取って勝つ。最新にして最強の戦術を初公開!

「決定力は誤解されている」
技術から、戦術から、メンタルから…
ゴールを奪う技術をロジカルに解説!

〇シュートはファーをねらう 
〇ボールだけに集中して打つ
〇ゴールもGKも見なくていい
〇MFの「動け!」ではなくFWの「出せ!」が怖い
〇迷うことなくシュートを打つべきゾーンがある

サッカーの戦術はオフェンスを考えることで発展してきた。
では、”点を決めて勝つ”という目標を据えた際、
「日本サッカーの問題点」とは何か?

〇「決めた」かではなく「打ったか」で考える
〇ドリブルではかわさない。ゴールに直線で進め
〇ポゼッションではなくポジションを意識する
〇ボールプレイよりゴールプレイの育成を
〇ゴール前ではパスではなくセカンドボールを期待する

サッカーファンの常識をくつがえす新事実を、
「決定力」という観点から続々と明かしていく。

観戦力を上げて、サッカーを見る目を厳しく養えば……
愛する国を、クラブを強くするのは、あなたの「観戦力」だ!

【目次】(「BOOK」データベースより)
第1章 決定力不足の原因は日本人の習慣にあった
第2章 1本のシュートで試合を決める最強のセオリー
第3章 カオス化した戦術を制すために必要なメンタル
第4章 ボールプレーではなくゴールプレーの育成を
第5章 主導権を握りデータを活かして点を取る
第6章 ワールドカップのゴールを論理的に説明する

【著者情報】(「BOOK」データベースより)
清水英斗(シミズヒデト)
1979年生まれ、岐阜県下呂市出身。プレーヤー目線で試合を切り取るサッカーライター。ドイツやオランダ、スペインなど海外での取材活動を機に、現在は日本でフリーランスとして執筆を中心に、海外サッカーの解説でも活動中。著書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
【2018年12月末発売開始/2019.4.16読了】
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【備忘録】
はじめに
・攻撃の選手は感情的な会話を好み、守備の選手は理性的な会話を好む
>Jリーグの監督でも7733とチョウさんが対照的
>現役を引退した元選手でもゴンさんと楢崎・川口・ボンバーを対比してみればよくわかります

・「決定力」とは試合を決める能力

第1章 決定力不足の原因は日本人の習慣にあった
・シュートがうまいドイツ人、タッチが達者な日本人
・アメリカの野球少年はバッティングから野球に入るため、必然的に打力がたかくなり、バッターが育つ傾向。一方、日本の野球少年はキャッチボールが基本とされるので、投げて捕球することが上達する
・幼少期は身のこなしや、神経系が大きく発達する時期なので、その時期にたくさん取り組んだ技術が将来的にも大きく伸びる
・サッカーでは日本の少年は空き時間にリフティング、ドリブル、パスなどのゴールを使わない⚽主体。ドイツはゴールを使ってシュート主体⚽なのでゴールを決める選手もそれを防ぐGKも育つ。

第2章 1本のシュートで試合を決める最強のセオリー
・1、2(のタイミング)で打つこと
・顔を上げないこと
・周りを見ないこと
・シュートは割り切って打つこと
シュート筋は維持すること
・FW主導になること
・ゴールに体を向けること
・自分のプレーを分析すること

第3章 カオス化した戦術を制すために必要なメンタル
・カオス(混沌)を制する戦術は、本質に挑戦しているからこそ古びない
・複雑にからまって、カオスになったポジションも、ボールをキープしてポゼッションすることで整理できる
・オープニングは書物のようにセオリーを利用
・ミドルゲームは奇術師のように、相手の想像を超える意外性をもって守備を崩して制す
・エンドゲームは機械のように、ゴール前では淡々とフィニッシュ(特にストライカー)
・そもそも機械のようにミスなく、正確な仕事を淡々と続けるのは、人間にとって一番苦手な作業
・ストライカーは完璧主義であると同時にミスしたも入るまで打つ。そうすればいつかは決まると腹をくくることも必要
・結果と異なり、あり方は自分でコントロールできるため、外部要因でブレることはない
>他のスポーツはもとより、一般の仕事や日常生活全般でも同じ
・結果と向き合いすぎるとリスクが生じる
・日本人が「仕方がない」を多用するのは台風や地震などの自然災害が多い環境の影響(あるドイツ人からの感想)
・コントロールできることと、コントロールできないこととに分けて考える
・徹底して課題をコントロールしようとするドイツ人は、完璧主義を求めるストライカーとGKにも向いている
・ストライカーは結果に左右されるポジション。だからこそ、結果が出なかったとき、どう振る舞うを考える過程はとても大切

第4章 ボールプレーではなくゴールプレーの育成を
・お手本というものは、誰でも真似できる汎用性がなければいけない
・死角にポジションを取る
・あえておいしいスペースを空け、タイミングをためる
・オフサイドラインは線審が教えてくれる
・ボールから逆算するプレーと、ゴールから逆算するプレーの違いに気づかなければ、試合を効率的に進めることはできない
・ゴールのために「あえてボールから離れる」「あえて触るのを我慢する」
・ゴールプレーの目覚めは、技術や戦術などのサッカー面だけではなく、人間的な成長、物事を客観的にとらえる視野の広さが不可欠
・サッカーでは「練習どおりに」が通じない。試合ではアドリブとクリエイティビティが求められる
・課題とはそれを発見し、自覚した時点で大半は解決したようなもの
>とは言いつつも(別のスポーツ⚾ですが)課題はすでに発見され自覚はしているとは思うものの一向に解決してないのは(^_^;)
巨人・阪神 失敗の本質 (宝島社新書)

第5章 主導権を握りデータを活かして点を取る
・主導権を握るサッカーはオンデマンド世代に合う
・サッカーは偶発性が高く、運に左右されることが少なくない
・自分の本質であるゴールプレーと、チームに要求される仕事はクリアに整理しなければならない
・組織プレーの偏重でストライカーが消える?
・複雑なサッカーをデータで読み解くことは、決して簡単ではない
・゙貴裁が求める指標としてのデータ
⇒シュートの枠内率、被ブロック率、ペナルティアエリア外比率から見えるチャンスの質
⇒チームの指標となるデータを提示することで、一歩一歩、トレーニングの成果が出ていることを、選手自身に実感させることができる
⇒今の世代には目に見えるデータは効果てきめん
・休養日について決定的なハンデが生まれるのは中2日のケースのみで、⚽では少なくとも中3日の休養が必要
・ゴールの約9割はビエルサラインの内側から
・シュートのこぼれ球はファーから詰めろ
・サッカーの戦術は、攻撃と守備のせめぎあい。片方のセオリーが永久に有効であることはありえない。データやセオリーに従う選手と、逆に勝負どころでそれを崩すファンタジックなプレーをする選手のどっちも不可欠
・ストライカーの育成に限ったことではないが、本来の個性をスポイルせず、活かして適応力を上げていく指導が求められる

第6章 ワールドカップのゴールを論理的に説明する
⇒ボールが動けば、GKも動く。スルーして縦にボールを流せば、GKがニアサイドへ動くのは必然
⇒ブラインドの活用とコンパクトに強くシュートを打てる技術は、間違いなく決定力を生み出す武器になる
・決定力のあるストライカーは相手の守備を熟知
・ストライカーの駆け引きは、巧妙かつ最小限でなければならない
・ゴール前には人数をかけて躊躇なく飛び込む
・迂回ルートを選択するドリブルは上手くても脅威ではない
・本書のメインは「自分を熟知すること」「ゴール前と中盤の違いを理解すること」の2つに集約される

【参考書評等】
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posted by スーパーサウスポーあさちゃん。 at 06:50| 神奈川 ☁| Comment(0) | 読書記録 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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