2020年11月07日

11/6のプロ野球の件などを前振りに、経済を読む力〜「2020年代」を生き抜く新常識 /大前研一

昨日(11/6)のプロ野球は3試合のみ。阪神タイガースが絡む試合はなかったので結果をまとめて以下のとおり。
パはCS進出最後の一枠をかけて、西武とロッテが同率で並ぶも直接対決で勝ち越し確定の西武が上位。そして、ともに残るは(直接対決1試合を含む)3試合で最後まで結末はわからなそう。
一方、セは2〜3位と4〜5位が未確定。こちらは今日デーゲームで阪神が広島に勝てば2位確定ですが、広島も残り全試合勝って5割で終えたいでしょうね。
ということや、引退する中日吉見投手のラスト登板ドアラ先生ナゴドラスト試合でひねりを入れてバク転失敗など、個々の試合に関する詳しいことや総括等はこちらをご覧いただくとして、
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個人的にはひとりの選手が同じ球団で最後までいて欲しい主義ではないし、あくまでの選手個人の人生の選択なので「ああそうですか、新天地で幸あれ」という程度の感想ですが、これにはびっくり!!!
という流れで今後の生き方の参考となる本の紹介。
経済を読む力〜「2020年代」を生き抜く新常識〜(小学館新書) - 大前研一
📖経済を読む力〜「2020年代」を生き抜く新常識〜(小学館新書)

本書は2017年8月刊行の「武器としての経済学」に加筆・修正の上、新書化したアップデート版。
武器としての経済学 - 大前 研一
こちらの本は読んでいないので、どれが加筆・修正箇所かはわかりませんが、いずれにしても大方共感できる内容。


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📖大前研一/経済を読む力 「2020年代」を生き抜く新常識 小学館新書
【内容情報】(「BOOK」データベースより)
経済の“常識”を疑えー。「戦後最長の景気拡大」「マイナス金利で経済活性化」「働き方改革で生産性アップ」など政府が喧伝する経済効果には首を傾げることも多い。増税や異次元緩和、働き方改革などが国民生活を激変させる中で、「経済を読む力」がますます求められている。物価、税制、年金、雇用や景気はどうなるのか。世界的経営コンサルタントである著者独自の分析をまとめた『武器としての経済学』を新書化。経済の“新常識”が詰まった一冊。

【目次】
新書版まえがき  間違った政策を強行する政府は「統計」で嘘をつく

はじめに――新時代のビジネスに役立つ「経済知識」を

第1部 新聞ではわからない「株価と為替と景気」の新常識
〈「円」の強さ〉円安と円高、結局、どちらのほうが日本にとってよいのか?
〈物価〉日本は将来、インフレになるのか? それにどう備えるべきか?     
〈株価〉なぜ日銀が株を"爆買い"しているのに株価が上がらないのか?
〈金融政策〉「マイナス金利」を導入しても景気が良くならないのはなぜ?
〈雇用と景気〉なぜ失業率が低いのに景気は回復しないのか?
〈経済指標〉「GDPを引き上げる」ことがそんなに重要なことなのか?
〈地価とマンション〉東京オリンピックを機に不動産価格が下がるという話は本当か?
〈年金危機〉日本の「年金」は、現実にはいつまで維持できるのか?
〈税制〉税金を上げたら景気悪化、下げたら財政危機…どうすればいい?

第2部 新しい「世界経済」と「日本経済」への視点
〈ポピュリズム〉トランプ大統領が撒き散らす世界的混乱をどう乗り越えるか?
〈競争の「真実」〉「自国第一」の経済政策でアメリカの貧困層を救えるのか?
〈米中貿易戦争〉アメリカと中国の"報復合戦"に着地点はあるのか?
〈中進国のジレンマ〉韓国がいつまでも「経済先進国」になれないのはなぜか?
〈EUとイギリス〉ジョンソン首相「ブレグジット強行」で何が変わるか?
〈グローバル通貨〉フェイスブックの仮想通貨「リブラ」は世界をどう変えるのか?
〈ビジネス最先端1〉これから成長するビジネスの「新たな潮流」は何か?
〈ビジネス最先端2〉「フィンテック革命」をビジネスチャンスにつなげるには?
〈自動運転技術〉日本の基幹産業「自動車」市場は今後どう変化していくのか?

第3部 「2020年代」のための成長戦略
〈新たな鉱脈〉「高齢化」「少子化」社会でどんなビジネスチャンスがあるのか?
〈インバウンド〉外国人観光客「3000万人時代」に日本は何をすべきか?
〈働き方改革〉「月45時間」の残業規制は働き方・仕事をどう変えるか?
〈仮想ロボット〉日本人の生産性と給与を引き上げるカギ「RPA」とは何か?
〈電力供給〉日本経済を支えるためのエネルギー政策はどうあるべきか?
〈土地ボーナス〉増税せずに日本経済を再浮上させる成長戦略はあるか?
〈国家救済ファンド〉日本の財政危機を乗り越える秘策はないか?
〈金融業界〉企業の投資が低迷する中で「銀行」はどんな役割を果たすべきか?
〈領土と資源〉隣国ロシアとの関係改善が生む経済効果をどう最大化するか?

【著者情報】(「BOOK」データベースより)
大前研一(オオマエケンイチ)
1943年福岡県生まれ。経営コンサルティング会社マッキンゼー・アンド・カンパニー・インク入社後、本社ディレクター、日本支社長、アジア太平洋地区会長を歴任し、94年に退社。現在、ビジネス・ブレークスルー(BBT)代表取締役会長、BBT大学学長などを務め、日本の将来を担う人材育成に力を注いでいる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
【2019年12月発行/2020.6.12読了】
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【備忘録】
新書版 まえがき
・平成時代はまさに「失われた30年」だった〜政治も経済も離合集散を繰り返しただけの30年

第1部 新聞ではわからない「株価と為替と景気」の新常識
・ボーダーレス社会ではケインズ理論と正反対の現象が起きる
・日本企業は円高耐性をつけた
・円高でつぶれた会社はほとんどない〜つぶれた会社は時代の変化についていけなかっただけ
(サンスイ、トリオ、パイオニアのオーディオ御三家)
・財務省はひそかにハイパーインフレを狙っている〜国債借金チャラ
・ハイパーインフレ対策
(1)資源国の通貨によるタンス預金
(2)資産をゴールド(金)またはゴールドに準ずるコモディティ(商品)に換える
(3)稼ぐ力を身につける
稼ぐ力: 「仕事がなくなる」時代の新しい働き方 - 大前 研一当ブログ書評
下流老人 一億総老後崩壊の衝撃 (朝日新書) - 藤田孝典老後破産: ―長寿という悪夢― (新潮文庫) - NHKスペシャル取材班は少数派(前者の当ブログ書評
・日本では政治家もマスコミもマイノリティ(の貧困者)に迎合した政策ばかりに関心が向くから、多くの国民が貧困への不安を募らせ、マインドが内向き・下向き・後ろ向きの「低欲望社会」になっている。ゆえに、個人消費が一向に拡大しない。
低欲望社会 〜「大志なき時代」の新・国富論〜(小学館新書) - 大前研一当ブログ書評
・日銀とGPIFで支えられている日本の株式市場は、ババ抜きのババ
・日本経済を上向かせるためには、高齢者から若い世代への資金の移転を積極的に推し進めるべき→資産課税を強化して、相続税は廃止でいい
・いざというときは国がとことん面倒を見ると保証すれば、高齢世代の個人金融資産が消費に向かう
・所得税を下げて税収が上がったロシア
税高くして民滅び、国亡ぶ (渡部昇一ベストセレクション 政治1) - 渡部昇一
・子育ても老後も政府が面倒を見てくれるスウェーデン型を目指すのか、減税で税収を増やしたロシア型を目指すのかで答えは変わる

第2部 新しい「世界経済」と「日本経済」への視点
・自国第一主義の蔓延や神風ドローンの脅威は、世界を再び「協調」へと向かわせる。日本はポピュリズムに陥ることなく「連携」の道を模索すべき
・アメリカの「プア・ホワイト」は国内での競争に負けた人々。彼らを救済するには巨大IT企業に応分の負担をさせるべきである
・対中貿易赤字は、アメリカ企業の自主的行動(国内生産より中国からの調達の方がコスト的に有利につき選択)の結果であり、報復関税や輸入禁止をしても困るのはアメリカ。中国は報復し返す前に知恵を絞るべき
・今の韓国は、イノベーションが起こりにくい硬直した社会構造であることに加え、自分たちの抱える問題をすべて日本のせいにしてきたメンタリティを変えない限り「中進国のジレンマ」から抜け出すのは難しい
>(この本には書いてないけど)これは?
・シングル・イシューは衆愚政治の中では意外と効き目がある
・ジョンソン首相がブレクジットを強行したら、UKは分裂に向かう。
>この本の上梓が2019年末なので「新型コロナウイルス」の件はまったく想定外の案件だったと思いますが…
>この時点では騒ぎ過ぎという認識も、その後の感染拡大状況を見るに大前氏の初期の見立てはハズレ?
>故長谷川慶一氏はリブラ否定派でしたね
発想力 〜「0から1」を生み出す15の方法〜(小学館新書) - 大前研一当ブログ書評
(1)価値があるものは何でも貨幣と置き換えて考えられる
(2)価値は時間の関数である
(3)スマホのエコシステム(生態系)を使えば、ほぼ瞬時に全世界のどことでも、誰とでも取引することができる
(4)以上3つの原理を実行するために必要な“信用”を(サイバー空間で)提供するものが国家や金融機関に取って代わる


第3部 「2020年代」のための成長戦略
・超高齢社会や人口減は、ビジネスにとってマイナス要因だけではない。「空きリソース(=アイドル)」を活用すれば「商い無限」となる
→大前氏は高橋まつりさんはクリエイティブ採用(時間ではなく成果で評価される職種)だったのであれば、長時間労働よりも上司が彼女の人間性を否定したパワハラの方が問題と指摘
・単純労働や定型業務の場合は、残業時間規制が必要。しかし、クリエイティブな仕事は時間では計れない
>(本書によれば)日本企業では、仕事の流れをゼロベースで構築できる人材が乏しく、導入後の人材・組織までを含めた提案ができないゆえ、(現時点では)費用対効果が怪しいが、運用に精通した人材を育成できれば、新たなビジネスチャンスが生まれる
・政府の「望ましい電源構成(再生可能エネルギー22~24%、原子力20~22%、LNG火力27%、石炭火力26%、石油火力3%)」は絵に描いた餅。速やかにロシアからのエネルギー輸入や電力消費の30%減に取り組むべき
・容積率と建ぺい率を緩和すれば、建物の床面積は飛躍的に拡大し、莫大な「冨」が生まれる。「無電柱化」による景観の改善も土地の価値を上げる効果が大きい
>自分自身は単身だからどうぞ。


【参考書評等】
中高年michiのサバイバル日記
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posted by スーパーサウスポーあさちゃん。 at 06:56| 神奈川 ☔| Comment(0) | 読書記録 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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