2021年02月06日

宮口幸治「ケーキの切れない非行少年たち」+α

本題に入る前に昨日のエントリーでも導入部に使った案件の続報。
「山下さん、森さんを続投させて、諸外国からボイコット続出狙い?それならそれで、日本の金銀銅メダル獲得数が史上最高になって、戦績としては成功になるし…」
(あくまでも個人の感想です。)

それはさておき、これにはワロタ。
という流れで本筋のこの本の紹介を。
ケーキの切れない非行少年たち(新潮新書) - 宮口幸治
📖ケーキの切れない非行少年たち(新潮新書)

概要は以下のとおりですが、
世の中には(自分の理解を超えた)いろいろな人たちがいるようで…(←3点リーダーで察して(^_^;)

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📖宮口幸治/ケーキの切れない非行少年たち新潮新書
児童精神科医である筆者は、多くの非行少年たちと出会う中で、「反省以前の子ども」が沢山いるという事実に気づく。少年院には、認知力が弱く、「ケーキを等分に切る」ことすら出来ない非行少年が大勢いたが、問題の根深さは普通の学校でも同じなのだ。人口の十数%いるとされる「境界知能」の人々に焦点を当て、困っている彼らを学校・社会生活で困らないように導く超実践的なメソッドを公開する。

【目次】
はじめに

第1章 「反省以前」の子どもたち
「凶暴で手に負えない少年」の真実/世の中のすべてが歪んで見えている?/面接と検査から浮かび上がってきた実態/学校で気づかれない子どもたち/褒める教育だけでは問題は解決しない/1日5分で日本が変わる

第2章 「僕はやさしい人間です」と答える殺人少年
ケーキを切れない非行少年たち/計算ができず、漢字も読めない/計画が立てられない、見通しがもてない/そもそも反省ができず、葛藤すらもてない/自分はやさしいと言う殺人少年/人を殺してみたい気持ちが消えない少年/幼児ばかり狙う性非行少年

第3章 非行少年に共通する特徴
非行少年に共通する特徴5点セット+1/【認知機能の弱さ】見たり聞いたり想像する力が弱い/「不真面目な生徒」「やる気がない生徒」の背景にあるもの/想像力が弱ければ努力できない/悪いことをしても反省できない/【感情統制の弱さ】感情を統制できないと認知機能も働かない/ストレス発散のために性非行/“怒り”の背景を知らねばならない/“怒り”は冷静な思考を止める/感情は多くの行動の動機づけである/【融通の利かなさ】頭が硬いとどうなるのか?/BADS(遂行機能障害症候群の行動評価)/学校にも多い「融通の利かない子」/融通の利かなさが被害感につながる/【不適切な自己評価】自分のことを知らないとどうなるのか?/なぜ自己評価が不適切になるのか?/【対人スキルの乏しさ】対人スキルが弱いとどうなるのか?/嫌われないために非行に走る?/性の問題行動につながることも/【身体的不器用さ】身体が不器用だったらどうなるのか?/不器用さは周りにバレる/身体的不器用さの特徴と背景

第4章 気づかれない子どもたち
子どもたちが発しているサイン/サインの「出し始め」は小学2年生から/保護者にも気づかれない/社会でも気づかれない/「クラスの下から5人」の子どもたち/病名のつかない子どもたち/非行化も懸念される子どもたち/気づかれないから警察に逮捕される

第5章 忘れられた人々
どうしてそんなことをするのか理解不能な人々/かつての「軽度知的障害」は人口の14%いた?/大人になると忘れられてしまう厄介な人々/健常人と見分けがつきにくい/「軽度」という誤解/虐待も知的なハンディが原因の場合も/本来は保護しなければならない障害者が犯罪者に/刑務所にかなりの割合でいる忘れられた人々/少年院にもいた「忘れられた少年たち」/被害者が被害者を生む

第6章 褒める教育だけでは問題は解決しない
褒める教育で本当に改善するのか?/「この子は自尊感情が低い」という紋切り型フレーズ/教科教育以外はないがしろにされている/全ての学習の基礎となる認知機能への支援を/医療・心理分野からは救えないもの/知能検査だけではなぜダメなのか?/「知的には問題ない」が新たな障害を生む/ソーシャルスキルが身につかない訳/司法分野にないもの/欧米の受け売りでは通用しない

第7章 ではどうすれば? 1日5分で日本を変える
非行少年から学ぶ子どもの教育/共通するのは「自己への気づき」と「自己評価の向上」/やる気のない非行少年たちが劇的に変わった瞬間/子どもへの社会面、学習面、身体面の三支援/認知機能に着目した新しい治療教育/学習の土台にある認知機能をターゲットにせよ/新しいブレーキをつける方法/子どもの心を傷つけないトレーニング/朝の会の1日5分でできる/お金をかけないでもできる/脳機能と犯罪との関係/性犯罪者を治すための認知機能トレーニング/被虐待児童の治療にも/犯罪者を納税者に

おわりに

【著者プロフィール】
宮口 幸治(ミヤグチ・コウジ)
立命館大学産業社会学部教授。京都大学工学部を卒業し建設コンサルタント会社に勤務後、神戸大学医学部を卒業。児童精神科医として精神科病院や医療少年院に勤務、2016年より現職。困っている子どもたちの支援を行う「コグトレ研究会」を主宰。医学博士、臨床心理士。
【2019年7月発行/2020.11.15読了】
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【備忘録】
第1章 「反省以前」の子どもたち

第2章 「僕はやさしい人間です」と答える殺人少年

第3章 非行少年に共通する特徴

第4章 気づかれない子どもたち

第5章 忘れられた人々

第6章 褒める教育だけでは問題は解決しない
性の問題行動をもつ子どものためのワークブック――発達障害・知的障害のある児童・青年の理解と支援 - 宮口幸治, 川上ちひろ

第7章 ではどうすれば?1日5分で日本を変える
・「自己への気づき」と「自己評価の向上」が必要
医者が考案したコグトレ・パズル - 宮口幸治

おわりに
獄窓記 (新潮文庫) - 譲司, 山本反省させると犯罪者になります (新潮新書) - 岡本 茂樹発達障害と少年犯罪 (新潮新書) - 田淵 俊彦", "NNNドキュメント取材班


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posted by スーパーサウスポーあさちゃん。 at 06:55| 神奈川 ☀| Comment(0) | 読書記録 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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