2023年09月20日

9/19の⚾⚽関連の件は軽く流して、片田珠美「自己正当化という病」

最初に昨日(9/19)のプロ野球(パ・リーグのみ3試合)の試合結果は以下のとおり。
オリックスはなぜ優勝できたのか 苦闘と変革の25年 (光文社新書) - 喜瀬雅則
個々の試合に関する詳しいことや総括、他の⚾系の方々の見解等は(オオタニサンの手術の件も含め)こちらをご覧いただくとして、
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⚽関連では(現地時間ベースで)昨日は日本のJクラブが出場するACLグループステージ2試合も開催(国内1試合、海外1試合)で結果は以下のとおり。
さらに詳しいことやマリサポ、フロサポはじめ他の⚾系の方々の見解等はこちらをご覧いただくとして、
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下掲の件についてもさらに詳しいことや他の⚽系の方々の見解等はこちらで。
さらに、浦和レッズサポの皆さん(に限ったわけではありませんが自己正当化&他責傾向の強い方)にはこの本も読んでいただければ…
自己正当化という病 (祥伝社新書 670) - 片田 珠美
📖自己正当化という病 (祥伝社新書 670)

本書の事例(自己正当化が著しい人の例示)に、森 喜朗元首相とプーチン大統領(ロシア)を名指しいているのがツボ、
ちなみに、森 喜朗元首相の事例は「第2章 なぜ自分が悪いとは思わないのか」以降複数のところで、プーチンの事例は「第1章 自分が悪いとは思わない人」の事例15(さらには他の章にも)にあがっています。

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📖片田珠美/自己正当化という病祥伝社新書
社会にはびこる病、その原因と処方箋

うまくいかないことがあるたびに「私は悪くない」と主張し、他人や環境のせいにする。
やがて、周囲から白い目で見られるようになり、自分を取り巻く状況が次第に悪化していく……。
このような「自己正当化という病」が蔓延している。
精神科医として長年臨床に携わってきた著者が「自分が悪いとは思わない人」の思考回路と精神構造を分析。
豊富な具体例を紹介しながら、根底に潜む強い自己愛、彼らを生み出してしまった社会的な背景を解剖する。
この「病」の深刻さに読者の方が一刻も早く気づき、わが身を守れるように――。

◇目次
はじめに
第1章 自分が悪いとは思わない人
第2章 なぜ自分が悪いとは思わないのか
第3章 強い自己愛
第4章 安倍晋三元首相銃撃事件
第5章 社会的背景
第6章 自分が悪いとは思わない人を変えるのは困難
終 章 対処法
おわりに

◇著者紹介
片田 珠美(カタダ タマミ)
広島県生まれ。精神科医。大阪大学医学部卒業。京都大学大学院人間・環境学研究科博士課程修了。京都大学博士(人間・環境学)。フランス政府給費留学生としてパリ第8大学精神分析学部でラカン派の精神分析を学ぶ。DEA(専門研究課程修了証書)取得。2003年度〜2016年度、京都大学非常勤講師。臨床経験にもとづいて、犯罪心理や心の病の構造を分析
(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
【2022年12月発表/2023.7.31読了】
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【備忘録】
はじめに

第1章 自分が悪いとは思わない人

第2章 なぜ自分が悪いとは思わないのか

第3章 強い自己愛
>この本とは直接関係ないけど、2023年の⚾NPBセ・リーグのペナントレースの展望で当ブログでもよく主張していた「今年は優勝から遠ざかっている阪神かDeNAが優勝し、優勝できなかった方は来年。その他の球団は2025年以降でどうぞ」という理論も、「全体最適論」を隠れ蓑にした「不公正に不利益をこうむったのだから自分には特権が与えられてしかるべきだ」の一例なのかもしらんけど…
わが闘争(上下・続 3冊合本版) (角川文庫) - アドルフ・ヒトラー, 平野 一郎, 将積 茂
臨床精神病理学序説 新装版 - クルト・シュナイダー, 西丸 四方ピカソ 描かれた恋-8つの恋心で読み解くピカソの魅力 (Shotor Museum) - 結城 昌子
宅間守 精神鑑定書――精神医療と刑事司法のはざまで - 岡江晃元職員による徹底検証 相模原障害者殺傷事件――裁判の記録・被告との対話・関係者の証言 - 西角 純志

第4章 安倍晋三元首相銃撃事件
「山上徹也」とは何者だったのか (講談社+α新書) - 鈴木エイト元首相暗殺の黒幕__安倍晋三氏銃撃事件・山上徹也を操った影の巨大組織 - ベリー西村自民党の統一教会汚染2 山上徹也からの伝言 - 鈴木 エイト

第5章 社会的背景
貧乏国ニッポン ますます転落する国でどう生きるか (幻冬舎新書) - 加谷珪一
>ビッグモーターの件は本書上梓後ですが…

第6章 自分が悪いとは思わない人を変えるのは困難
・「病識」が欠如している患者さんほど治療困難というのが精神科医の共通認識
・常識が通じない人は一定数存在
自我と防衛 - A・フロイト, 大作, 外林
・うまくいったのは幸運のおかげという自覚がない
・痛い目に合わないと変わらない

終 章 対処法
・謝ったからといって心から反省しているわけではない
→謝らせようとするよりは、むしろ実害を少なくするにはどうしたらいいか考えるかが合理的
・うまくいっている人は「自分は運がいい」、うまくいってない人は「運が悪い」と思いがち
縮小ニッポンの再興戦略(マガジンハウス新書) (マガジンハウス新書 007) - 加谷珪一
・まず気づく
・孤立しないようにする
・観察眼と分析力を養う
・距離を置く
・戦うのは極力避けるべき
・面倒くさい奴と思わせる
・好かれる必要はない

【参考書評等】
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posted by スーパーサウスポーあさちゃん。 at 11:24| 神奈川 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 読書記録 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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