2024年07月19日

全国高校野球選手権神奈川大会ベスト8が決まったタイミングで、大利 実「高校野球激戦区 神奈川から頂点を狙う監督たち」+α

本題に入る前に+αで⚽関連。
この試合自体は、一昨日(17・水)に開催されたのですが、昨日のエントリーに取り上げるのを忘れたので今ここで結果のみ掲載。
これで⚽天皇杯ラウンド16(4回戦)組み合わせがすべて確定。
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8/21 19時キックオフ@パナスタなら(当日の昼間にするか、前後にずらすかはさておき)全国高校野球選手権大会(いわゆる「夏の甲子園」)とのはしご観戦が可能。
という流れで、(管理人の地元)神奈川大会の進捗状況の確認。

5回戦(7/18)
◇サーティーフォー保土ヶ谷球場
東海大相模 8-1 藤嶺藤沢(8回コールド)
横浜隼人 6-4 相洋
◇バッティングパレス相石スタジアムひらつか
横浜 11-0 旭丘(5回コールド)
慶應義塾 2-4 桐蔭学園
◇サーティーフォー相模原球場
向上 9-4 藤沢翔陵
桐光学園 10-0 湘南工大付(6回コールド)
◇川崎市等々力球場
武相 6-0 立花学園
日大藤沢 3-1 市ケ尾

昨日をもってベスト8が決定し、今後の日程(20日・準々決勝@4会場、23日・準決勝@横浜、24日・決勝@横浜)と組み合わせは以下のとおり。
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このタイミングで関連本の読書感想文を。
高校野球激戦区 神奈川から頂点狙う監督たち - 大利実
📖高校野球激戦区 神奈川から頂点狙う監督(おとこ)たち/大利 実

著者が神奈川の高校野球を取り上げた本の一番初めは「高校野球 神奈川を戦う監督たち
高校野球 神奈川を戦う監督たち - 大利 実
2013.8.20付当ブログ書評
このとき、桐光学園のエースだった松井裕樹投手はその後楽天を経て、現代はMLB(パドレス)で活躍中ということはさておき、2013年刊行の本で章建てで取りあげられた監督(+コーチ)は以下のとおり。

⚾野呂雅之監督(桐光学園)-いまどきの高校球児に合わせた指導で頂点をめざす

⚾門馬敬治監督(東海大相模)-アグレッシブベースボールで王者・横浜に立ち向かう!

⚾上田誠監督(慶応義塾)-甲子園か?エンジョイか?陸の王者が目指すもの

⚾水谷哲也監督(横浜隼人)-自分の「色」を描きながら、再びの甲子園を目指す

⚾山本秀明監督(日大藤沢)-チーム全員で心をひとつにし、愛情を持って戦う

⚾佐相眞澄監督(県相模原)西野幸雄監督(川崎北)-県立高校から甲子園を目指して

⚾渡辺元智監督(横浜)小倉清一郎コーチ(横浜)-神奈川の、全国の高校野球を引っ張って来た2人

このうち、11年後に刊行の本書にも取り上げられているのは、

野呂雅之監督(桐光学園)、水谷哲也監督(横浜隼人)、山本秀明監督(日大藤沢)、佐相眞澄監督(県相模原)の4人。

東海大相模、慶応義塾、横浜は代替わりの監督が取り上げられています。

ところで、2013.8.20付当ブログ書評に書いた「それにしても、神奈川県の高校野球の指導者の件で書籍化できるほどいい監督がそろっているのに、県内のプロ野球チームは(^_^;) いっそのこと県内の高校野球の指導者がベイの監督になった方がよくね?」という戯言はいまだ(他のプロ野球チームも含めて)実現せず。
高校野球を変えた男 原貢のケンカ野球一代 息子・原辰徳、孫・菅野智之に刻み込まれたチャレンジ魂 - 松下 茂典

⚾界ではなかったけど、⚽の方では青森山田高校の黒田 剛監督がFC町田ゼルビアの監督に就任し、1年目にJ2優勝、2年目は(半分終わった段階で)J1首位と実績を出してますが…
勝ち続ける組織の作り方 - 黒田剛

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📖大利 実/高校野球激戦区 神奈川から頂点狙う監督たちKANZEN
◇内容紹介(「BOOK」データベースより)
本書は、全国屈指の激戦区・神奈川で互いに切磋琢磨しながら鎬を削る監督たちの熱い想いを一冊にまとめた書籍である。選手にさまざまな個性があるように、監督にもさまざまな色がある。横浜隼人の水谷監督が、興味深い考えを教えてくれた。「高校野球は監督、大学野球はキャプテン、社会人野球はキャッチャー、プロ野球は企業力が、勝敗のカギを握ることが多い」精神的にまだまだ振れ幅が大きい高校生。能力が高い選手が集まったからといって、勝てるわけではない。試合中の声かけひとつで、結果が変わるのもよくあることだ。夏の勝者はわずかに1校。神奈川の頂点、そして甲子園の頂点に挑む監督たちの戦いに迫ったー。

◇目次(「BOOK」データベースより)
慶應義塾 森林貴彦監督ー「監督の仕事はプロデューサー」チームがより良い方向に進むための環境を作る
横浜 村田浩明監督ー「突き進んだ先に見えるものがある」変えるべきところは大胆に変え、全国の頂点に挑む
東海大相模 原俊介監督ー伝統の攻め続ける野球に独自の色を加えて日本一を獲りに行く
桐光学園 野呂雅之監督ー型があってこそ、型を破ることができる 自分たちの型を信じてやり抜き、日本一を目指す
相洋 高橋伸明監督ー「横浜、相模に勝つ!」が土台にあるマインド 欲深く、貪欲に。そろそろ、狙うときが来た
横浜隼人 水谷哲也監督ー最後の最後まで、自分のことを磨き続ける 「綱引き野球」で2度目の甲子園を掴み取る
横浜創学館 森田誠一監督ー時代の流れに合わせて、指導法をアップデート 母校・横浜を倒して初の甲子園へ
日大藤沢 山本秀明監督ーエベレストから富士山に変わった神奈川の頂上 自らやろうという気持ちを育て、選手を“本気”にさせる
桐蔭学園 片桐健一監督ーOBの力を結集し、再び周りから憧れる高校へ 「オール桐蔭」で復活を目指す
立花学園 志賀正啓監督ー「革命前夜」が一番面白い 探し続ける、自分たちならではの甲子園登頂ルート
武相 豊田圭史監督ー「何かやってくるんじゃないか」相手に怖さを与えられるチームに変えたい
県相模原 佐相眞澄監督ー束になって戦ったとき、見えない力が働く 甲子園は見えている/横浜清陵 野原慎太郎監督ー目指すは『心あるチーム』 やればできるという成功体験を味わわせたい
川和 平野太一監督ー「どうせ無理」をなくす 未到への挑戦 県立から甲子園
市ケ尾 菅澤悠監督ー求めるのは「目標に対する実行力」 5回戦で本気の勝負こそ、甲子園出場と同じ価値

◇著者情報(「BOOK」データベースより)
大利 実(オオトシ ミノル)
1977年生まれ、横浜市港南区出身。港南台高(現・横浜栄高)-成蹊大。スポーツライターの事務所を経て、2003年に独立。中学軟式野球や高校野球を中心に取材・執筆活動を行っている。2021年2月1日から『育成年代に関わるすべての人へー中学野球の未来を創造するオンラインサロン』を開設し、動画配信やZOOM交流会などを企画している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
【2024年5月発行/2024.7.12読了】
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【備忘録】
はじめに

慶應義塾 森林貴彦監督ー「監督の仕事はプロデューサー」チームがより良い方向に進むための環境を作る
Thinking Baseball ――慶應義塾高校が目指す”野球を通じて引き出す価値” - 森林 貴彦

横浜 村田浩明監督ー「突き進んだ先に見えるものがある」変えるべきところは大胆に変え、全国の頂点に挑む

東海大相模 原俊介監督ー伝統の攻め続ける野球に独自の色を加えて日本一を獲りに行く

桐光学園 野呂雅之監督ー型があってこそ、型を破ることができる 自分たちの型を信じてやり抜き、日本一を目指す

相洋 高橋伸明監督ー「横浜、相模に勝つ!」が土台にあるマインド 欲深く、貪欲に。そろそろ、狙うときが来た

横浜隼人 水谷哲也監督ー最後の最後まで、自分のことを磨き続ける 「綱引き野球」で2度目の甲子園を掴み取る

横浜創学館 森田誠一監督ー時代の流れに合わせて、指導法をアップデート 母校・横浜を倒して初の甲子園へ

日大藤沢 山本秀明監督ーエベレストから富士山に変わった神奈川の頂上 自らやろうという気持ちを育て、選手を“本気”にさせる
>ちなみに、山本監督の実兄は同校OBでもあり中日で名球会入りし50歳まで現役を続けた山本 昌氏
>その一方で、東海大相模の原 俊介監督は元巨人の選手でもあるけど(同校OBかつ巨人で選手・監督だった)原 辰徳氏の親戚ではないです

桐蔭学園 片桐健一監督ーOBの力を結集し、再び周りから憧れる高校へ 「オール桐蔭」で復活を目指す

立花学園 志賀正啓監督ー「革命前夜」が一番面白い 探し続ける、自分たちならではの甲子園登頂ルート

武相 豊田圭史監督ー「何かやってくるんじゃないか」相手に怖さを与えられるチームに変えたい

県相模原 佐相眞澄監督ー束になって戦ったとき、見えない力が働く 甲子園は見えている
>本書上梓後に残念な案件

横浜清陵 野原慎太郎監督ー目指すは『心あるチーム』 やればできるという成功体験を味わわせたい

川和 平野太一監督ー「どうせ無理」をなくす 未到への挑戦 県立から甲子園

市ケ尾 菅澤悠監督ー求めるのは「目標に対する実行力」 5回戦で本気の勝負こそ、甲子園出場と同じ価値


おわりに
・向上 平田隆康監督
・平塚学園 八木崇文監督
・三浦学苑 樫平 剛監督
三浦学苑 樫平 剛監督・神奈川監督会の会長が平田監督、副会長が八木監督と樫平監督

ということで、今回神奈川大会でベスト8に残った高校の監督に関する記述はすべて本書にあり。
向上の平田隆康監督だけ章立てではなく、「おわりに」に数行載っていただけですが…


【参考書評等】
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posted by スーパーサウスポーあさちゃん。 at 11:00| 神奈川 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 読書記録 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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