2025年09月11日

9/10のプロ野球の件は軽く流して、大場 渉・森 薫・入江亜季「マンガの原理」

本題に入る前に昨日(9/10)のプロ野球の件。
予定ではセ・リーグ3試合、パ・リーグ1試合のところ…
そして、セの3試合の結果は以下のとおり。
個々の試合に関するさらに詳しいことや総括、他の⚾系の方々の見解等はこちらをご覧いただくとして、
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一番の下に記載の試合に関して主催者側の立場から見て良かったことは…
この程度?
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この試合とは直接関係ないけどしいてあげればこちらも…
もっとも、CSファイナルまで1か月以上あるからここで勝敗はあまり気にせず一旦色々試してみるのは悪くはない。
とは言え、タイトル争いのライバルを利するようなことは(# ゚Д゚)
ここまで球児が達観しているかどうかはしらんけど…

それはさておき、本題の方は⚾とはまったく関係ないこの本の件。
マンガの原理 - 大場 渉, 森 薫, 入江 亜季
📖マンガの原理

「序章 漫画に技術が必要な理由」より
・技術は「地味」だ。しかし「地味」には耐久性がある
>今シーズンの阪神タイガースの強さにも似たような点が…

・インパクト重視の「ドキドキ」は長続きしない。消費財になるだけ
>これってここ数年の横浜DeNAベイスターズ(特に去年のCSから日本シリーズにかけて)にあてはまる?
>とここまで無理やりプロ野球にからめてしまうという(^_^;)

・週刊誌なら消費財でいいけど、月刊誌では繰り返し読みたくなる耐久性のある作品を生み出すべき

・主要キャラクターを殺すと、作者はメンタルに大きなダメージを受ける

「あとがき◎森薫」より
・結局のところ、漫画は描いて楽しく読んで楽しければなんでもいい

そのほか、Xから拾ってきた本書の感想をいくつか

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📖大場 渉・森 薫・入江亜季「マンガの原理」(KADOKAWA
 最高峰のプロだけが知る、マンガの体系的な理論と技術を完全公開!!
『乙嫁語り』『エマ』『シャーリー』の森薫、『北北西に曇と往け』『乱と灰色の世界』『群青学舎』の入江亜季、そして『Fellows!』『ハルタ』『青騎士』創刊編集長の大場渉。
 最高峰の技量を持つ3人が、これまで口伝で受け継がれがちだった漫画技術の数々を、自身の作例を交えて徹底解説。
しっかり努力をしているのに、環境に恵まれないばかりにプロになれない……そんな悲劇は、今後は絶対に起こさせません。
 「コマ割りと時間」「フリウケ」「跳ね上げ」「めくり」「アクションコマ割り」「変形ゴマ」「視線誘導」「キャラの立ち位置」「描き文字の原則」「構図の考え方」「背景のエア」「線の質」「瞳の描き方」「スピード線・集中線の描き方」「フキダシの線と位置」「キャラクターの立て方」「視点人物」「タイトルの付け方」「扉絵の意味」などなど、創作者目線で体系化された超一流の技術のすべてをこの一冊に詰め込みました。
 漫画を生み出す仕事は、最高に面白く、圧倒的にスリリングです。あなたもぜひ本書を片手に、一緒に素晴らしい漫画を創っていきましょう!

◇もくじ
【序章】 マンガに技術が必要な理由

【第1章】コマ割りと視線誘導の原理
●コマ割りの基本
●コマ割りと時間
●コマ割りとフリウケ
●段の効果とタテ積み・ヨコ積み
●タテ積み・ヨコ積みと跳ね上げ
●「めくり」とは何か
●見せ場のコマはどこに置く?
●アクションのコマ割り
●コマの大きさより大小差
●変形ゴマはどう使う?
●見せ場では絵とセリフを別に
●視線誘導と演出
●「視線誘導」の実際
●ヨコ1コマは原則禁止
●1ページ1コマは原則禁止
●断ち切りは要注意
●チャンチャン禁止
●暗い夜と薄まる記憶
●構想・コンテ・ネーム

【第2章】絵の原理
●文字が優先、効果は最後
●背景・効果が大事な理由
●大ゴマは寄り、小ゴマは引き
●顔を大きく描くために
●小さな人間をちゃんと描く
●キャラの立ち位置の原則
●描き文字の原則
●日の丸構図はなるべく避ける
●構図はどこまで気にするべきか
●背景は1ページ1コマは必要
●背景の一部にエアを入れる
●心情描写としての背景
●人物と背景で線の質を変える
●なぜ「線」が大切なのか
●瞳をキラキラさせる
●鼻の穴と爪を描く
●死体を描く・裸体を描く
●汗と照れ線は原則NG
●集中線・スピード線の描き方
●点描・カケアミは殺した線で

【特別講座】トーンの考え方・削り方

【第3章】フキダシとセリフの原理
●フキダシとセリフの基本
●級数と書体は原則変えない
●フキダシの線と位置
●爆発フキダシの考え方
●説明セリフは原則NG
●モノローグイントロは原則NG
●原則NGのセリフあれこれ
●フキダシを使った視線誘導

【コラム】編集者の役割とは

【第4章】キャラ・ネタ・ストーリーの原理
●キャラとストーリーは一体
●キャラクターの立て方
●目的・環境・性格≒外見
●即効性のあるキャラは嫌なヤツ
●毎話気にするべきは「視点」
●視点変更で主人公を目立たせる
●得意・苦手・好き・嫌い
●持ち物・小道具で個性を出そう
●キャラはフラットかラウンドか?
●登場人物の手を入れよう
●編集者から見たキャラ立ち
●ネタとは何か
●伝えたい感情・考えがあるか
●主人公の目的がストーリーになる
●タイトルの考え方
●非現実世界の現実か、その逆か
●主題には4大要素と5軸を入れる
●知らないこととカンカラコモデケア
●ストーリーのフリウケ
●扉絵は読者へのあいさつ
●1話の構成で大切なこと
●ストーリーで大切なことあれこれ

【証言構成】森薫・入江亜季・大場渉と『フェローズ!』『ハルタ』『青騎士』の歩み

◇著者情報(「BOOK」データベースより)
大場 渉(オオバ ワタル)
1974年生まれ。1997年にアスキー(現在はKADOKAWA)入社。『週刊ファミ通』や『月刊コミックビーム』での編集業務を経て、2008年に『Fellows!』創刊。2013年に『ハルタ』、2021年に『青騎士』を創刊。森薫・入江亜季のデビュー以来の担当編集でもある

森 薫(モリ カオル)
東京都生まれ。高校時代より同人活動を開始、2001年『エマ』にてデビュー。2005年、同作が文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞を受賞。2008年『Fellows!』創刊号にて連載開始した『乙嫁語り』で、2012年にアングレーム国際漫画祭世代間賞、2014年にマンガ大賞を受賞

入江亜季(イリエ アキ)
香川県生まれ。高校時代より同人活動を開始、2004年読切作品「アルベルティーナ」でデビュー。2005年『群青学舎』発表。2008年、『Fellows!』2号にて『乱と灰色の世界』連載開始。2012年、同作が文化庁メディア芸術祭マンガ部門審査委員会推薦作品に選出。2016年、『ハルタ』にて『北北西に曇と往け』を連載開始(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
【2025年2月発行/2025.5.15読了】
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【備忘録】
第1章 コマ割りと視線誘導の原理
・コマ割りの基本
→コマ割りをする際には1ページあたり、3段組み・7コマが基本(漫画雑誌B5サイズからの逆算)
・「フリウケ」とは、読者が興味を持つ「フリ」を提示し、納得できる「ウケ」を用意すること
・見せ場では絵とセリフを別のコマに
・構想/コンテ/ネーム〜漫画が生まれる6行程
@大まかなハコ書き→A描き出し→Bコマのつながりのみに注視する→Cコマの大きさに抑揚をつける⇒組む→D下描き→Eペン入れ・仕上げ

第2章 絵の原理
・フキダシ→瞳→顔→手→人体→小物→背景→効果
・視点人物は常に右側にいて左向き。相対する人物は左側にいて右向き
・描き文字は左下から右下が基本
・漫画家の技量は線に表れる

第3章 フキダシとセリフの原理
・級数と書体は原則変えない。感情表現は絵で行う

(フキダシとセリフの基本/級数と書体は原則変えない ほか)

第4章 キャラ・ネタ・ストーリーの原理
・「キャラ4」とはキャラクター。登場人物
・「ストーリー」とは作戦全体の物語展開
・「ネタ」は連載中の1話限りの原動力となる主題
・キャラの内面をつくる3要素(目的・環境・性格)を固めて、キャラの外見に反映させよう
→目的(何をしたいのか?どうなりたいのか?何のために生きているのか?)
→環境(生きている場所、時代、習慣)
→性格(本人の気質、思想)
→外見(ぱっと見て目的・環境・性格がわかる)
・キャラが立っている・立っていないの基準はあいまい
→編集者としてはキャラクターへの思い(好き嫌い・共感できるできない等)を作者にはっきり伝える
→キャラが立つかどうかは漫画家の中の引き出し次第
→作者が読者を自分の身内だと思って、読者と一緒に冒険に向かうみたいな心持ちで描くと、必然的にキャラクターが魅力的になる
・「誰かに伝えたいもの」が「ストーリー」作りの大前提となる
・何がしかの目的(意志)を持った主人公が行動した結果、それがストーリーとなって残る
・作品の顔になるタイトルは、7文字以内で唯一性があるものに
・主題には4大要素(恋愛・謎解き・成長・復讐)を含む5軸が必須
・ストーリーを作る際に踏めえておくべき2点
@知ってることと知らないこととの足し算
Aカンカラコモデケア
→カン〜感動、カラ〜カラフル、コ〜今日性、モ〜物語性、デ〜データ、ケ〜決意、ア〜明るさ


【参考書評等】
兎野卵氏のnote
テント氏のnote
漫画皇国(はてなブログ)
Amazon書評
読書メーター
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posted by スーパーサウスポーあさちゃん。 at 10:30| 神奈川 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 読書記録 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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