2025年02月25日

武田邦彦「歴史の大ウソを打破する日本文明の真実」

歴史の大ウソを打破する日本文明の真実 - 武田 邦彦
📖歴史の大ウソを打破する日本文明の真実 - 武田 邦彦

P19~ 「テレパシーが大前提の日本語」

「(日本語があいまいでどうして言語として成立するかというと)日本人同士がテレパシーを持っているから〜言語化しない部分は、テレパシーで補う」という記述で、これってトンデモ本と思う人が多く出るかもしらんけど…

全体を通してみると、著者なりの理論構成で信者になる人も少なからずいるんちゃう?
しらんけど Tシャツ
TVが伝えない不都合な真実 : 日本が唯一の被爆国はウソ!? 【ウイグル】【政治】【人権】【ビジネス】【トランプ】 - nsk出版
ちなみに、同名のメルマガ購読はこちらから
ちなみに、本書では触れていない政治家関連を1件だけ紹介。

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📖武田邦彦「歴史の大ウソを打破する日本文明の真実」(ビジネス社
◇内容紹介(「BOOK」データベースより)
知られざる日本の技術とざんねんな技術!古来、日本人同士はテレパシーで文明を築いていた!!「みんなで、ひとつの大きなことを成し遂げる」日本および日本人とは何か?日本復活のヒントは歴史にあり!

◇目次(「BOOK」データベースより)
第1部 日本の知られざる技術の真髄
(技術で世界をリードした日本の旧石器・縄文時代/日本侵略を防いだ奈良時代から受け継がれた匠の力/世界最先端だった江戸の翻訳文化が示す平等社会/日本一国が「近代化」に成功した理由)
第2部 ざんねんな技術
(挫折した3つの「夢の技術」/直ちに中止すべきざんねんな技術/日本の発展を阻む「科学の敵」)

◇著者情報(「BOOK」データベースより)
武田邦彦(タケダクニヒコ)
1943年東京都生まれ。工学博士。東京大学教養学部基礎科学科卒業。その後、旭化成ウラン濃縮研究所所長、芝浦工業大学工学部教授、名古屋大学大学院教授を経て、中部大学教授。世界で初めて化学法によるウラン濃縮に成功し日本原子力学会平和利用特賞を受賞、内閣府原子力委員会および安全委員会専門委員などを歴任。原子力、環境問題をめぐる発言で注目されている。また高校教科書『新編現代文』(第一学習社)にエッセイ「愛用品の五原則」が掲載されるなど文系の分野においても活躍中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
【2024年5月発行/2024.12.1読了】
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【備忘録】
第1部 日本の知られざる技術の真髄
第1章 技術で世界をリードした日本の旧石器・縄文時代
武田邦彦さん、「日本人は近親相姦を繰り返してきた」と主張してしまう(ありとあらゆる全般的ぐちゃぐちゃ)
・マニュアル化で混乱する日本社会〜日本人というものは、言語に頼らず意思疎通をはかることのできる民族で、言語化するとかえって頭に入らない傾向あり

・武田邦彦説による日本の時代区分〜5万年前から1万6500年前:旧石器時代/1万6500年前から紀元0年頃:土器時代
(他の国には「土器時代」はない)

天岩戸神話を歩く: 高千穂から戸隠へ - みやのゆきこ


第2章 日本侵略を防いだ奈良時代から受け継がれた匠の力
大仏づくりに重要な役割を果たした銅の存在
かけがえのない国 誇り高き日本文明/武田邦彦(著者)

第3章 世界最先端だった江戸の翻訳文化が示す平等社会
なぜ日本では翻訳が活発に行われたのか〜身分制度がない国ゆえ、国民全体で海外の技術を会得しようという意識が常にあった

第4章 日本一国が「近代化」に成功した理由
日本だけ(4)〜長崎造船所と機械に取り組む侍
三菱重工長崎造船所のすべて: 「史料館」に見る産業遺産 (長崎游学(Nagasaki Heritage Guide Map) 1) - 長崎文献社

第2部 ざんねんな技術
第5章 挫折した3つの「夢の技術」


・人間はすべてに秀でるということはまずない。何かの天才は大きな弱点を持っている。ゆえに社会の鷹揚さが寛容

第6章 直ちに中止すべきざんねんな技術

・原理発見から実用化までのタイムリミットは50年からせいぜい80年
まだまだ未知の領域が残っている、遺伝子の研究
・科学的「安全性」の3つの高いハードル
@豚や人間に食べさせたデータを10年とって、病気などがまったく発生しないか?
A遺伝子の原理研究で、遺伝子組み換えが与える影響の有無を判明させる
Bボランティアで100人ずつ2つのグループを集め、10年間片方に遺伝子組み換え食物、もう一方に天然のものを与えて、疾病率や成長とか顔の形、頭の発達まで同じであることを証明する

・科学者は謙虚でなければいけない。「私たちにはわからないことがある。安全だと思っても危険なことがある。歴史がそれを示している」




>PFASの件は本書にはありませんが…

第7章 日本の発展を阻む「科学の敵」
・科学技術が進歩したことによって、人類が被害を受けたおおおきなもの
@戦争の死者数が膨大になった
A資源の枯渇が極端に早まった
B家庭が崩壊した
不安が増大している
・科学技術、3つの貢献
@長寿化、健康増進
A物質が豊かに
B(科学技術の進歩の恩恵が一部の人ではなく全体的に及び)みんなが豊かに
怖心を煽るだけの報道はウソ!/武田邦彦先生の提言

・科学技術の原動力は「誠実・恩義」の心
・職人の心意気を取り戻せ
・教育の三原則とは「人格教育」「思考力」「知識・技能の習得」


【参考書評等】
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posted by スーパーサウスポーあさちゃん。 at 11:00| 神奈川 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 読書記録 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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