2024年09月18日

(現地時間ベース)9/17の⚾⚽関連の件を前振りに、原 晋「最前線からの箱根駅伝論」

あえて「現地時間ベース」と( )書きを入れているということは…
この件は日本時間では今日(9/18)に入ってからのことですし…
それはさておき、昨日のプロ野球はパ・リーグの2試合のみ。
結局、首位ソフトバンクの優勝マジックは5のままで、最短での優勝決定も20日まで伸びましたが、優勝は時間の問題だけでしょう。その後のCS→日本シリーズまでを考慮に入れるとこっちの方が不安材料でしょうね。
柳田の復帰が近いとは言え…
これの実現あるで。
と付言して、パのもう1試合の方。
これで3位ロッテと4位楽天が1ゲーム差となり、つい最近までパ・リーグの方は「鷹公鴎鷲檻獅子」の順で確定だと思っていたところ…
乃木坂46 久保史緒里1st写真集 交差点 - 久保 史緒里, 細居 幸次郎乃木坂46 久保史緒里 ニッポン 放送 ラジオ チャリティ ミュージックソン フライヤー チラシ ポスター グッズ オールナイト 広告 写真 ホビーグッズ
今晩の「乃木坂46のオールナイトニッポン」は鷲尾さんの時間が長くなりそうということなども踏まえて、個々の試合に関する詳しいことや総括、他の⚾系の方々の見解等はこちらをご覧いただくとして、
  ↓  ↓  ↓ 
にほんブログ村 野球ブログへ
一方、⚽の方ではAFCチャンピオンズリーグエリート(略称「ACLE」)リーグステージ第1戦のうち日本のJクラブからみの2試合の結果は以下のとおり。
個々の試合に関する詳しいことや総括、他の⚽系の方々の見解等はこちらをご覧いただくとして、
  ↓  ↓  ↓
にほんブログ村 サッカーブログへ
本題は別のスポーツ🏃の著名指導者の方のこの書籍の件。
最前線からの箱根駅伝論 - 原 晋
📖最前線からの箱根駅伝論 - 原 晋

この本は2023年11月に上梓されたので、校了の時点では2024年の第100回箱根駅伝への準備段階だったわけですが、本書内で原監督自身は「今後数年は(青山学院大学が)第98回で記録した10時間43分42秒という過去最速の優勝タイムが破られることはないと思います。」と言ってたものの、実際は青山学院大学は2分更新。
2位の駒澤大学はその2年前の青山学院大学の記録にも及ばず。
ということで原監督の言う「過去最速の優勝タイムが破られることはない」は自校の話ではなく、他校が10時間43分42秒を破ることはないという意味で言ったのかもしらんけど…

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
📖原 晋最前線からの箱根駅伝論 監督就任20年目の集大成ビジネス社
監督就任20年の集大成
⇒「速さ」と「強さ」の本当の違いとは?
⇒「たすき」をつなげた先にあるものとは?
⇒そして、箱根駅伝と陸上界をもっともっと変えなければいけない「真の理由」とは?

レースが100倍面白くなる「勝負の本質」徹底解説!
すべての駅伝ファン&ランナー必読!

日本の宝である「箱根駅伝」で闘うため、私が貫き続ける“鉄則”とは何なのか――
現場を知り尽くした原晋が初めて明かす駅伝への熱い想い、冷徹な現状分析、そして守り、変えるべき未来のあり方!

◇目次(「BOOK」データベースより)
第1章 箱根駅伝は「国の宝」である
第2章 箱根駅伝に出る選手をどのように育てているのか
第3章 私が箱根駅伝に執念を燃やすようになった原点
第4章 箱根駅伝をめぐる「闇」の真実
第5章 走りながらでも「壁」は壊せる

◇著者情報(「BOOK」データベースより)
原 晋(ハラ ススム)
1967年、広島県三原市生まれ。青山学院大学陸上競技部長距離ブロック監督、同地球社会共生学部教授、一般社団法人アスリートキャリアセンター会長。広島県立世羅高校で全国高校駅伝準優勝。中京大学卒業後、中国電力陸上競技部1期生として入部するも、故障に悩み5年で引退。同社でサラリーマンとして再スタートし、新商品を全社で最も売り上げ、「伝説の営業マン」と呼ばれる。2004年から現職に就任。09年、33年ぶりに箱根駅伝出場を果たし、15年に同校を箱根駅伝初優勝に導くと、17年、大学駅伝3冠を達成。翌18年に箱根駅伝4連覇、20年には大会新記録で王座奪還し、22年にはさらに大会記録を更新し箱根駅伝6度目の総合優勝を果たした(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
【2023年11月発行/2024.5.2読了】
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
【備忘録】
はじめに
という説には反対。駅伝こそが日本の長距離を強くするための本丸であると考えている

第1章 箱根駅伝は「国の宝」である
・箱根駅伝はスポーツドラマ
→仲間とたすきをつなぐことからにじみ出てくる人間ドラマが最大の魅力
・選手の真の実力は、タイムだけでなく選手の表情や仕草、ゴール後の余裕度までみないとわからない
・⚾WBCの栗山英樹監督は、これぞ「サーバント型のリーダー
→世間も「栗山ジャパン」とは言わず、「侍ジャパン」と言うし、主役は選手の姿勢を貫いている
・直観とは確率論をベースにした監督の経験値
・本当にいい選手がここぞという場面で力を発揮する
・どんなささいなことでも最後まできちんとやり通す選手が、走りでもその力をいかんなく発揮する傾向が強い
・目標タイムと実際のレースのタイムの誤差がほぼない選手ほど、大きなレースでも額面通りの結果を出す
・「化ける」のはふだんの練習の積み重ねから
・「休むこと」を頑張るのも大事
・故障をしない選手、理解力の高い選手がよい選手
・地頭の良さは話せばわかる
・一番怖いのが負け癖がつくこと
・仕上がりが早いのも不安
・指導&育成と同様に、組織の中で人、モノ、カネをどう動かしていくか。その土台となるフレームを考えるのも監督の仕事
→監督とはコーチの親玉ではなく経営者

第2章 箱根駅伝に出る選手をどのように育てているのか
・監督の心情が浸透するのは4年周期×2周
・球技系の監督は采配・戦術次第で変えようがあるが、陸上の場合は選手たちを万全の状態でスタートラインに立たせるまでが監督のメイン
・思いを言葉に換えて、学生の心にちゃんと届けないといけない
(「口で言わなくてもわかるだろう」「オレの言うことだけを聞いていればいい」は今は通用しない)
・学生スポーツでは人間教育がベースになるべき
・寮はくつろぐところ。憩いの場。指導者の方から監視するのではなく、学生自らが自分たちを律せるようにすべき
・10月 出雲駅伝(一人当たり5〜10`走る)→11月 全日本(同10`〜)→1月 箱根駅伝(同20`〜)→2~3月 別府大分毎日マラソン(42.195`)と長距離強化に最適な順序
・日本男子マラソン記録歴代ベスト25のうち、箱根駅伝未経験者は3選手だけ
(高岡寿成・龍谷大学、上門大祐・京都産業大学、犬伏孝行・城之内高校)
・東京マラソンは(海外からの)招待選手のレベルが高すぎて先頭集団の経験ができにくく、駅伝選手の挑戦には向かない
・これだけは最低限守らないといけないというルールがないと勝てない
【厚トレ】青トレ2.0 厚トレ青学駅伝チームが実践する厚底シューズ対応トレーニング - 原晋, 中野ジェームズ修一
・失敗は容認する(チャレンジすることが大事)
・ワイドショーや一部週刊誌に見られるような一度失敗した人間を叩き潰すまで非難するような文化は好きではない
(一度失敗したらアウトになるから隠そうとする。失敗しても反省の機会を設ければいい)


第3章 私が箱根駅伝に執念を燃やすようになった原点
・世羅高校でキャプテンになって「和」を大切にしたチーム作りをしたら前年よりいい結果が出た
・勝利のカギは、チームの一体感と日々の練習(の両輪)
箱根のメンタル 箱根駅伝から僕たちが学んだこと - 設楽 悠太, 神野 大地, 渡辺 康幸, 藤田 敦史, ほか

第4章 箱根駅伝をめぐる「闇」の真実
>ということで?(関東学連幹部から)「それなら、お前やってみろ」と言われたどうかはしらんけど…
>ちなみに、個人的には箱根駅伝を(全国大会より盛り上がる関東大会にとどめず)恒久的に全国大会化することには賛成
・競技をエンターテインメント化して儲かるものにしていくことも人材確保に大切
・ハングリーさは強い選手に欠かせない資質

第5章 走りながらでも「壁」は壊せる
・(陸上競技で)日本人が世界と戦えるのはマラソ以外にない
・実業団にも青学メソッドの上位互換にあたるようなシステムを作って欲しい
>この原晋監督の提唱が吉村大阪市長に響いたかどうかはしらんけど…
アシストフォーラム2023 特別セッション講演録
営業マン時代に「人と組織」を強くするノウハウを培い、今は青山学院大学陸上競技部を牽引する原晋氏、サッカー日本代表監督を二度務め、ワールドカップへ導いた後、オーナーとして「FC今治」を経営する岡田武史氏、そして、アシスト社長である大塚辰男の3人による特別セッションの内容をお届けします。
>この方たち?
・(選手たちを)箱根駅伝を勝っただけの人間では終わらせない


【参考書評等】
ほりぴ〜のnote
makoのnote
Amazon書評
読書メーター
にほんブログ村 本ブログへ
posted by スーパーサウスポーあさちゃん。 at 11:11| 神奈川 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 読書記録 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:


この記事へのトラックバック