2024年02月15日

須江 航「伝わる言葉。失敗から学んだ言葉たち」

この本は、2022年の夏の甲子園で優勝した後の2023年3月に上梓され、その時点では2023年春のセンバツ出場は決まっていたんですが…
準々決勝でタイブレークの末報徳学園に敗退(ベスト8)
そして、夏は決勝まで進むも…
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さらに、2023年の秋は宮城県予選の準々決勝敗退で、2024年のセンバツ出場はかなわず。

須江監督は「成功には再現性がない」、「失敗からしか学べない」と言っているので、今後の巻き返しに期待しましょう。

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📖須江 航/伝わる言葉。 失敗から学んだ言葉たち集英社
「青春ってすごく密なので」。2022年夏の甲子園で東北初優勝を果たした仙台育英。強豪校を率いた須江航監督による「伝わる言葉」の極意!

仙台育英高校野球部 須江航監督。東北初の甲子園優勝を成し遂げた名将は、自らを失敗のプロと呼ぶ。高校、大学、教員として今日にいたるまで数多くの敗戦、後悔、挫折を経験し、ついに獲得したコミュニケーション論。
「この世のなか、ほとんどのひとはなにかに傷ついていると思うのです。そう考えるだけで、相手とのコミュニケーションが大きく変わるはずです。」(CHAPTER3 「伝える」より)
相手に伝わる言葉の使いかたとは? よりよい人間関係を構築するための必読の書です!

◇目次(「BOOK」データベースより)
1 勝利ー神さまにお祈りする前にやるべきことを。
2 失敗ー人間は挑戦がすべて。そして、失敗からしか学べない。
3 伝えるー話が伝わらないときは聞く側に方向転換します。
4 組織ー目的を達成するために、各々がフラットで、各々の判断で行動する
5 習慣ーストレスは感じない。ノーストレスな毎日を送る。
6 本質ーそれ自体に本当に意味があるのか、そのことは絶えず自問自答しなくてはいけない。

◇著者情報(「BOOK」データベースより)
須江 航(スエ ワタル)
1983年生まれ。小学校2年生から野球を始める。高校は仙台育英学園高等学校に進む。高校2年生秋から学生コーチとなり、高校3年生春夏の甲子園に出場。その後八戸大学(現・八戸学院大学)へ進学、同校野球部学生コーチを務める。2006年より仙台育英学園秀光中等教育学校(当時)教諭、同校軟式野球部監督。2014年には全国中学校体育大会で優勝、日本一に。2018年より仙台育英学園高等学校硬式野球部監督に就任。2018年、2019年の夏の甲子園出場。2022年夏の甲子園で東北初の優勝を果たす。史上初の中高優勝監督となる。同校硬式野球部監督、情報科教諭現職。座右の銘は「『賛否両論』。賛同が多いのは時代遅れの証です。『敗者復活』も好きですね(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
【2023年3月発行/2023.12.13読了】
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【備忘録】
はじめに
・大人に求められることは「傾聴力」
・さらに、タイミングが命(相手が求めているタイミングで相手が求めているものを伝える)
・口は禍の元〜失敗や失言は即、謝罪

1 勝利ー神さまにお祈りする前にやるべきことを。
・成功体験というものはいい方向に働かない(再現性がない)
・ただただ時代が求めているだけ
・勝つために最大の準備をして、それでも負けたときにはじめて学びがある
→「勝たなくてもいいから楽しくやろう」とは得られるものが違う

2 失敗ー人間は挑戦がすべて。そして、失敗からしか学べない。
・成功して中途半端な達成感を覚えてしまうとそれ以上成長しない
・ひとから好かれる能力はとても大切
・伝えるときこそ人の話を聞く
→「どう?」からスタート
・確率の高い選択をする
・短所が長所を消さないために、まずは負けないようにシミュレーション

3 伝えるー話が伝わらないときは聞く側に方向転換します。
仙台育英 日本一からの招待 [ 須江航 ] - 楽天ブックス
・いい指導者、管理職というのはメンタルトレーナー
・褒めるにも叱るにもタイミングが大事
・自分が正しいと思ったことでも誰かにとってはそうでない
ドラフトキング 17 (ヤングジャンプコミックス) [ クロマツ テツロウ ] - 楽天ブックス
ドラフトキンを部員に読んでもらいと思っている
・信頼関係がないと伝わらない
・とにかく失敗させる
・まずはじめにチャレンジから
・失敗したとしても前向きなものなら伸びしろにつながる
・人生はトライ・アンド・エラーの繰り返し
・現状維持は衰退
・従わせることは教育ではなく洗脳

4 組織ー目的を達成するために、各々がフラットで、各々の判断で行動する
・量が質を超える瞬間もある
・苦しいときに苦しい顔をしない
・客観的な数値で選手を評価
・その環境でやると決めた以上は自分自身がその選択に責任を持つ。他者のせいにしてはいけない
・環境を変えたいのなら(違うところへ行くか)自分がリーダーになって変えるしかない
・プロにとってのライバルは蹴落とすべき存在かもしれないが、高校野球ではお互いを高め合う存在としてとらえるようにしている
・去年との比較は意味がない
・「気持ちで負けた」と思う前に、技術・能力が足りなかったのではないかと思うべき

5 習慣ーストレスは感じない。ノーストレスな毎日を送る。

6 本質ーそれ自体に本当に意味があるのか、そのことは絶えず自問自答しなくてはいけない。
・「(野球を)やめたらいろいろなことができる」と思うこと
・部活動とは、社会に出るための疑似体験であると同時に、思い出作り
・「楽しければいい」という風潮には疑問あり
→美しいものを疑ってみる
・大人がやるべきは子どもの邪魔をしない
・この世の中、自分の力で変えられることはほとんどない

おわりに
・個人対個人の関係性においては「相手によって話し方を変える」という考え方は通用しない

【参考書評等】
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posted by スーパーサウスポーあさちゃん。 at 11:40| 神奈川 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 読書記録 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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